梅は食べても美味しいですが、お花を愛でることでも楽しめますよね。
鮮やかな花は桜と並んで日本の代表的な花となっています。
この記事では、梅の花の品種について、おすすめも紹介しながらご案内いたします。
梅の花の品種
梅には品種が非常に多く、中国から渡来したもののほか、日本で育成と改良がおこなわれて、現在は数百種類の品種があると言われています。
花の鑑賞を目的として栽培される梅を「花梅(はなうめ)」といい、実の収穫を目的とする梅を、「実梅(みうめ)」と言うそうです。
花梅の品種をいくつかご紹介しましょう。
- 紅筆性(べにふでしょう)
つぼみの先が赤く尖っているので、赤い筆に見えるのが特徴です。
- 青軸性(あおじくしょう)
青白い花びらが特徴です。
枝などはつねに緑色です。
- 難波性(なにわしょう)
枝は細くて、よく茂るのが特徴です。
遅めに咲く花で、花の香がとてもよいと言われています。
挿し木で育てることも可能だそうです。
- 野梅性(やばいしょう)
原種に近い形や色をしているのが特徴と言われる品種です。
花は白く淡い紅色がかかっています。
香が高い品種と言われています。
- 緋梅性(ひばいしょう)
花色が濃い紅色をしているのが特徴です。
- 紅梅性(こうばいしょう)
明るく鮮やかな紅色が特徴です。
まれに白い花も含まれると言われています。
- 唐梅性(とうばいしょう)
咲き始めは桃色や紅色をしていますが、咲き終わるころに白っぽくなるのが特徴の梅です。
- 豊後性(ふんごしょう)
枝が太く、花が大きいことが特徴の、淡い紅色の花です。
アンズとの雑種性が強く出ている梅と言われています。
- 杏性(あんずしょう)
豊後性より枝が細く、葉が小ぶりであるのが特徴です。
花は遅咲きで、香りは低めです。
おすすめの梅の名所は?
梅の名所といえばやはり、太宰府天満宮の飛梅でしょう。
菅原道真が大宰府へ流された際、可愛がってくれた彼のもとへと梅が飛んで行ったという伝説があるほど有名な梅です。
品種は色玉垣といいます。
太宰府天満宮には、他にも多数の品種の梅が植えられているので、梅の鑑賞にとてもおすすめの場所と言われています。
まとめ
いかがでしたか?
一口に梅といっても、様々な特徴の品種があることが分かりました。
梅の実を食べるだけでなく、色や香りなどを楽しむのもよいお花ですね。
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