ブロッコリーはビタミンやミネラルも豊富で、健康にも良い効果が期待できる野菜だそうです。
育て方も簡単で、家庭菜園やプランターなどでも育てることができます。
しかし、ブロッコリーの中には、いつのまにか紫色に変色してしまうものもあります。
その原因となっているのは、ブルーベリーなどにも含まれるアントシアニンという成分のせいかもしれません。
ブロッコリーが変色してしまう原因
ブロッコリーはアブラナ科の野菜で、普段食べている部分は花の蕾の部分になります。
蕾は成長するにつれて緑ではなく黄色に近い色になったりします。
色が変わっても食べることはできるのですが、緑の場合と比べると味などは落ちてしまうそうです。
ブロッコリーが、紫色に変色してしまうのは、ブルーベリーなどに含まれているアントシアニンというポリフェノールが原因だそうで、気温が低い状態になるとブロッコリーの葉っぱだけではなく蕾の部分も紫色になってしまいます。
紫色になっているほうがアントシアニンが含まれており、栄養素が高いと言われておりますが、茹でてしまうとアントシアニンが水に流れて緑色に戻ってしまうそうで、食べるときはシチューなどブロッコリーから出る汁も一緒に食べることができる料理だと栄養を吸収できるそうです。
アントシアニン対策
紫色になっているブロッコリーは、アントシアニンが含まれており、スーパーなどで売っているブロッコリーの中にも紫色になっているものもあります。
栽培をする場合は、低温が続くことで紫に変色してしまうので、低温にならないようにビニールハウスのように覆うか、太陽の直射日光を防ぐことがアントシアニンの発生を抑えることが出来ます。
アントシアニンの発生に強いブロッコリーの品種などもあり、『グリッセル』といった夏撒きのブロッコリーはアントシアニンの発生がほとんどない品種となっています。
まとめ
ブロッコリーが変色してしまうのはアントシアニンが原因だそうです。
アントシアニンは栄養素が高く、健康には良いですが、水に溶けやすいので茹でるのではなくシチューなどにいれたほうが栄養はしっかりと摂取できます。
栽培する場合のアントシアニン対策は、低温に晒さないことと、直射日光に当てすぎないことが大事です。
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