生で食べると辛みが強く、焼いたり煮たりなど、火を通して食べることによって甘みが出てくる長ネギ。
玉ねぎを切った時のように、長ネギを切ると目にしみるのはどうしてなのでしょうか。
目が染みる原因や、目が染みないための対策方法についてまとめてみました。
長ネギが目にしみる原因とは?
長ネギが目にしみる原因は、長ネギに含まれる硫化アリルという成分が原因だと言われています。
硫化アリルは、長ネギ以外にも、玉ねぎやニンニク、ニラなどにも含まれる成分で、独特の臭みや臭いの元にもなっています。
硫化アリルは、催涙性物質なので、催涙スプレーのように、目に入ることによって涙腺を刺激し、その影響で目がしみたり、涙が止まらなくなったりするのです。
長ネギを切っても目がしみない方法は?
長ネギを切った時に目にしみる原因には、硫化アリルという成分がその原因だと言われています。
硫化アリルの性質を知ることによって、目にしみない方法はいくつかあげられます。
- 切る数時間前に冷やす
硫化アリルは温度の高い所に置くと蒸発しやすくなります。
蒸発すると目にしみやすくなるので、切る数時間前には水に冷やしておくと硫化アリルの蒸発を防ぎ、目にしみにくくなると言われています。
出来れば調理をする1~3時間前に冷やすようにします。
- 温める
硫化アリルは加熱には弱く、プロピルメルカプタンという物質に変化をするので、目が染みることが無くなると言われています。
長ネギが甘くなるのはこの性質によって甘くなるのです。
皮を剥いた状態でラップに包み、レンジで30秒程度軽く温めてから切るのもおススメです。
まとめ
長ネギは玉ねぎ程目にしみることはありませんが、鮮度のいい長ネギほど目にしみやすくなります。
玉ねぎと同じ硫化アリルという成分によって目が染みることが分かりました。
冷やしたり温めたりすることによって、硫化アリルの成分効果を低くすることが出来ます。
また、硫化アリルから目を守るために、ゴーグルをつけたり、マスクをしたりして切るのもおススメですよ。
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