冬場鍋料理などに利用されることが多く人気の高い野菜である白菜ですが、翠玉白菜というのをご存知でしょうか。
意外と知らない方もの多いのではないでしょうか。
今回は翠玉白菜について紹介します。
翠玉白菜とは?
日本人の中で好きな人も多く、冬場は特に活躍する白菜ですが、翠玉白菜とはどういったものなのでしょうか。
白菜の品種なのでしょうか。
それとも違ったものなのでしょうか。
翠玉白菜とは芸術品!
翠玉白菜とは何なのかというと、ヒスイ輝石を虫がとまった白菜の形に彫った美術品のことを翠玉白菜というと言います。
大きさは約19cmくらいの高さです。
石の上の部分が白菜の葉のように緑色をしているのですが、これは人工的に着色したものではなく、もともとの石の緑色の部分をいかして制作されたと言われています。
そして本物のような感じが出ていることから評価も高いそうです。
葉の上の部分にはバッタとキリギリスが彫刻されていると言われ、これは多産ということを表しているのではないかと言われています。
現在は台湾台北市の国立故宮博物院で木製の台に置かれた状態で展示されています。
この彫刻の作者は不明と言われていて、1889年ごろに世に出たとも言われています。
1911年の辛亥革命のころに清朝が倒れてからも、清室優待条件により清室の私産は清室によって所有されていたと言われていますが、1924年11月に清室優待条件が修正されると清室所有の美術品は民国政府に接収されたといわれ、その後紫禁城跡に作られた故宮博物院の所蔵品となったといわれています。
1933年に日本軍の侵略を避けて上海に移され、その後たびたび場所を移動したと言われていますが、1948年に国共内戦のあおりを受けて台湾の国立故宮博物院に移され、現在に至ると言われています。
まとめ
以上、翠玉白菜について紹介しました。
翠玉白菜は白菜の品種ではなく、彫刻品だということがわかっていただけたのではないでしょうか。
この翠玉白菜は、台湾台北市の国立故宮博物院で展示されているので、気になる方は実際に見に行ってみてもいいのではないでしょうか。
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