白菜の種を蒔いたのはいいが、なぜか発芽率が悪い!
事前に発芽テストを行った時には問題なく発芽したのになぜ?
このような場合、白菜の種を深く植えすぎていることが原因なのかもしれません。
どうしてしっかりと植え込むと発芽しないのでしょうか。
今回は白菜の種の蒔き方と光の関係性と、種の採取方法についてご紹介します。
白菜の光は種に当てた方がいい?
大根やトマト、ナスなど多くの野菜は発芽する際に光を必要としない「暗発芽種子(嫌光性種子)」に属しているのですが、白菜は「光発芽種子(好光性種子)」という種類の野菜に属しています。
光発芽種子には白菜の他にイチゴやキャベツ、シソなどがあり、名前の通り発芽する際に光を必要とする種類の野菜ということです。
ですので、白菜の種を蒔くときに深い穴にしてしまうと日光が種まで届かず、たとえ他の条件は全て揃っていたとしても発芽することができないのです。
白菜の種は1cm程度の穴をつくり、上からフワッと土をかけて発芽を待ちましょう!
種の採取方法は?
白菜の種!・・とは言うものの、白菜から種ができるというイメージはつきますでしょうか?
普段食べている白菜からは想像もつきませんよね。
白菜の種をとるためには、収穫時期が来ても収穫せずにそのまま放置しておくことで、花が咲くのです。
この、白菜の花が咲くことをトウ立ちといいます。
トウ立ちしてしまうといつも食べている白菜の部分は固くなり、食用には適さなくなりますが、花を咲かせることによりサヤエンドウのように膨らんだ種子が出来ます。
更に放置させておくと乾燥し、黒い小さな種が取れます。
ポロっと種が外れない場合は乾燥不足であると言えるので、もっと乾燥させましょう!
種を取るまでの間も害虫被害にあいやすいため対策は怠らないようにしてくださいね。
まとめ
今回は白菜の種の蒔き方と光の関係性と、種の採取方法についてまとめてみました。
白菜の種は深くに埋めてギュッと上から押してしまうと発芽しないということがわかりました。
特に暗発芽種子の野菜ばかり育てていた方などは、つい同じ感覚で蒔いてしまいがちだと思いますので、気をつけてくださいね!
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