数ある野菜の中で、ニラはその特有の香りがわたしたちの食欲を刺激してくれ、肉類ではレバーとも相性がよくカロテンやビタミンEなど栄養バランスに富んだ食材のひとつですよね。
ニラは一般に暑さや寒さにも強く、一年中育てることが出来る野菜の代表格と言われています。
そこで今回は、このニラを家庭で栽培するにあたって簡単に育てる方法を発芽や生育するまでの期間や時間に焦点をあててご紹介したいと思います。
ニラの生育条件について
ニラは野菜のなかでは数少ない種類の多年草です。
前述したように寒さに強く、夏場は気温が高くなると時間的に生育が早くなりますが、その状態は葉が細く、薄くなりやすくなります。
好適な土壌のPHは6~7ぐらいです。
生育温度は15℃から20℃前後が一番よく育ちます。
種まき栽培~発芽~育苗・生育期間について
- 露地に作った苗床に、板などを使ってすじをつけたら、種を蒔きます。すじの間隔は、10cmぐらいが適当です。
- 種まき後は、薄く覆土します。土が乾いたら水をやります。
- 10日から2週間の期間で発芽します。20℃前後が発芽しやすい温度となります。
- 生育状況に合わせて少しずつ間引きします。間引きしたものを料理に使ってみてもよいでしょう。
- 畑は、苗を植える2週間前に苦土石灰100/㎡と堆肥を約3kg/㎡を入れたら耕して、1週間前を目安に化成肥料50~60g/㎡を入れて畝を作ります。育苗期間は80~90日前後です。
- 苗が20cm程度に生長したら畑に定植します。苗は2~3本ずつ、20cmぐらいの間隔で植えます。
- 株の根元付近を隠すように2~3cm軽く土をかけましょう。
- 3週間ぐらいを経たら3~4cmほど土を寄せましょう。これを2、3回繰り返して1cmぐらいが目安となります。
- ニラは生長期間が長いので追肥をします。生長具合を見ながら化成肥料150g/㎡程度を追肥します。
- 収穫は3~4cmの根元を残して刈り取りを行います。
まとめ
以上、今回はニラを家庭で栽培するにあたって簡単に育てる方法を発芽や生育するまでの期間や時間に焦点をあててご紹介させていただきました。
ニラのよい点は栄養価ももちろんですが、栽培が比較的簡単で一度発芽すれば何回でも長期間に渡り収穫できるところです。
一度機会があれば是非家庭菜園でチャレンジしてみてください。
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