小松菜はアブラナ科の野菜で、日本では実にたくさんの品種が作られています。

比較的栽培がしやすいといわれ、特に寒さに強い野菜ですが夏でも収穫できます。

生育も早くハウスや露地でも栽培されることから、一年中出荷されて店頭に並んでいます。

青菜の中でも、たくさんの地域で愛される小松菜ですが、名前の由来は、なんなのでしょうか?

小松菜 名前 由来

小松菜は吉宗が命名した?

「小松菜」の名前は、江戸時代に生まれたと言われています。

1719年(享保4年)、八代将軍、徳川吉宗が鷹狩りの際に、ある神社にて食事をしました。

その時の神社の神主さんは、これといって差し上げるものがなく、青菜の入った餅のすまし汁を吉宗に差し出しました。

青菜の入った汁を召し上がった吉宗は大変喜んだそうです。

そして、吉宗は青菜の名を尋ねるのですが、「特に名前はついておりません。」と答えられ、美味しい菜なのに、名前が無いのは残念だ、と言って、その神社のあった地名、小松川村から小松を取って「小松菜と呼ぶようにせよ」と、命名したと言われています。

小松菜の徳川将軍吉宗による命名の由来は、東京都江戸川区に現在もある香取神社という神社のホームページに記載されており、香取神社には、小松菜産土神(こまつな うぶすながみ)の碑が祀られています。

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現在の小松菜と昔の小松菜は味が違う?

アブラナ科の野菜はとても多く、世界中で品種改良されています。

小松菜も原種はヨーロッパから中国を経由して日本に入ってきたと言われ、江戸の初期に品種改良されて栽培されるようになったと言われています。

本来の小松菜は柔らかいために傷みやすく、葉が横に広がって育つため多く収穫することができないそうです。

品種改良により現在では、茎が太く、まっすぐ直立に育つ(葉が横に広がっていないと収穫量が上がり、袋詰めもしやすい)病気に強い小松菜が多く生産され流通しているそうです。

昔の小松菜は、爽やかな風味があって、味が複合的なんだそうです。

まとめ

東京都江戸川区のホームページには、小松菜の命名をしたのは、吉宗だという昔話があると記載しながら、五代将軍の徳川綱吉が命名したという説もあると記載しています。

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