小松菜は、別名で、雪菜、冬菜とも呼ばれるそうです。
綺麗な名前ですね。
小松菜の原産は南ヨーロッパ地中海沿岸と言われていますが、日本では江戸時代の初期から栽培され始めたようです。
小松菜の由来は、八代将軍徳川吉宗が、鷹狩りの時に立ち寄った先で食べた青菜汁を、とてもお気に召したそうで、その土地、南葛飾郡小松村(現在では東京江戸川区小松川町)の名前を取って命名したからだとか。
青菜と言えば、ホウレン草が代表格のようですが、小松菜はホウレン草よりもクセが無いというのが特徴であり魅力です。
またホウレン草は、シュウ酸を多く含むため、下茹で、もしくはアク抜きをした方がいいと言われていますが、小松菜の場合はどうなんでしょうか。
小松菜の下茹ではレンジで短縮できる
同じ青菜のホウレン草は、シュウ酸が多いので、下茹でをレンジでする場合でも、水にさらしてアク抜きをした方が良いのですが、小松菜はシュウ酸が少ないので、レンジで下茹で処理をしても大丈夫です。
水にさらす必要が無いので(水洗いは必要ですが)、切り口から水溶性の栄養分が流れ出ていくのを防げます。
お湯を沸かして下茹でをする場合、小松菜を茹でる時間自体は少しですが、お湯を沸かすのに少々時間がかかりますよね。
お鍋も洗う必要がありますし。
しかし、レンジで下茹で処理をすれば、耐熱用の器に乗せてラップをかけて、もしくはラップで軽く包んで、チンで終わりです。
お使いのレンジによって加熱時間はかわりますが、600Wでおよそ2分ほどです。
お好みの硬さに出来る時間加熱してください。
炒める場合は下茹で無しでも大丈夫
小松菜は、カルシウムや脂溶性のカロテンが豊富なので、油と一緒に食べられる炒めものなどが、おすすめです。
アク抜きしなくてよい小松菜なので、炒めものなどをする時は、食べやすい大きさに切って、そのままフライパンなどに入れても大丈夫です。
小松菜は冷凍保存できるの?
葉物野菜は根菜などに比べると日持ちがしません。
長めに保存したい時は、冷凍保存することができます。
小松菜の冷凍保存は、生のままでも大丈夫です。
- 小松菜を流水で綺麗に洗います。
- 小松菜の水気をキッチンペーパーや清潔な布などで、しっかりと取ります。
- 小松菜を調理の時に使いやすい大きさにカットします。
- ジップロックなどの冷凍用ビニール袋に、なるべく平らになるようにして入れます。(大きな塊になるように冷凍してしまうと後で調理しずらくなります)
- なるべく空気を抜いて冷凍庫へ。
まとめ
冷凍保存した小松菜は、味噌汁などの汁物、雑炊、煮込みうどん、ラーメンの具、鍋物などにおすすめです。
シャキッと感は落ちてしまうので、炒めものには不向きですが、刻んでチャーハンなどは、おすすめです。
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