ツワブキはふきによく似ていますが、別ものです。

水ぶき、山ぶき、ツワブキがよく食べられています。

ツワブキは略してツワとだけ言っていました。

ツワは常緑種の多年草です。

ふきは秋には葉が枯れてしまいます。

春になると、ふきの根のあたりからふきの薹が出てきます。

ふきの薹の時期が過ぎると横から葉が出てきてふきになります。

ふきは夏の間だけ緑色をしています。

葉っぱはツワもふきもよく似た形ですが、ふきはシワっぽいく、ツワはツヤツヤしています。

花も違います。

ふきの薹は白い花ですが、ツワは黄色い花です。

ふき 種類 ツワブキ

ツワブキの食べ方

  1. ツワはアクがふきより強いので、塩で揉んでから湯がいて、冷水につけて、皮を剥きます。
  2. そのあと再び冷水に一晩晒します。
  3. 一晩晒したら、煮物や佃煮にします。

ふきは真ん中に空洞がありますが、ツワにはありません。

ここまでの下ごしらえが済めば調理方法はふきと同じです。

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ツワブキの砂糖煮

  1. ツワはアク抜きしておきます。
  2. ツワ100gに対して砂糖大さじ1です。
  3. 鍋にカットしたツワを入れて砂糖全量を入れ弱火にかけます。
  4. ツワから水分が出てきます。
  5. 焦げないようにかき混ぜながら、水分を飛ばします。
  6. 水分がなくなったらバットに一本ずつ離して並べてから、グラニー糖をふりかけて冷ましたら完成です。

完全に水分を飛ばした砂糖漬けは日持ちがします。

素材の味もしっかり残りますから、オレンジやミカンの皮も砂糖漬けにします。

まとめ

ツワは苦みがあり、ふきよりも硬いので、下ごしらえは丁寧にします。

板ずりしたら、まず皮を剥き下ゆでします。

煮物よりも佃煮にする事が多いようです。

根に近い部分が赤くなっていたら、硬いので切り落とします。

なるべく赤いところが少ない方が美味しいです。

また茎には細かい毛がありますが、皮ははいでしまいますから、気になりません。

ツワには特にアクが強いものもあります。

そんなときには灰でアク抜きします。

アク抜き用の灰は通販で手に入ります。

ツワは東北よりも南側に自生しています。

園芸店では鑑賞用に販売されています。

また日本庭園作るときには、緑色色の葉が美しいのでツワが使われていることがあります。

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