生姜は、香辛料や薬用として世界中で利用されており、又料理では煮物や焼き物、揚げ物などでも生姜を使ったレシピが数多くあります。
欧米では、ジンジャークッキーやジンジャーエールなどの加工原料として使用されています。
このように世界で広く愛されている生姜ですが、わたしたちの暮らす日本ではどれだけの需要と供給があるのでしょうか?
そこで今回は生姜の生産量や消費量について検証し、日本一を誇る都道府県はどこなのかまたその理由についてご紹介したいと思います。
全国の生姜消費量の動向は?
農水省の統計によると、生姜の全国での供給量(収穫量+輸入量)を目安としてみると、平成20年から26年までの近年では、約13~15万トンで推移しています。
これは比較的安定している数値と言えます。
生姜の認知度がわたしたちに着実に浸透しているとみてよいでしょう。
生姜の生産量の上位は?
ある信頼できる統計によると平成27年度の、都道府県別の生姜の生産量は高知県が日本一です。
なお上位トップ3は以下となります。
<生産量の上位トップ3>
1位 高知県 21,400㌧
2位 熊本県 4,970㌧
3位 千葉県 3,520㌧
全国の合計では、49,400㌧となりますが、上位3県がその6割を占めています。
全国生産量日本一の高知県!その理由とは?
高知県で本格的に生姜栽培が普及したのは1970年代頃です。
高知県は、政府の減反政策がきっかけとなり、小面積で手間隙のかかる作物である生姜の栽培に着手し始めました。
年間日照量と年間降雨量が相反する2項目で全国1位である特徴を持ち、1級河川で有名な四万十川、仁淀川、物部川などの美しい川の水のもとに栽培される生姜は日照量が多く高温多湿の風土を持つこの地にはまさにうってつけの作物であると言えます。
11月も中旬に差し掛かってまいりました。佐川の町にも年末の足音が聞こえてきますよ。高知県では今、特産品の生姜が最盛期を迎えております。今年も良い新生姜がとれました。
薄切りにしてよし、すりおろしてよし素晴らしい作物ですね。
佐川の畑でもこんなきれいな新生姜とれました。 pic.twitter.com/WVUjbltQPu— さかわ夢まちランド (@sakawayumemati) 2017年11月13日
まとめ
以上、今回は生姜の生産量や消費量について検証し、日本一を誇る都道府県はどこなのかまたその理由についてご紹介させていただきました。
これからも自然が育む魅力満点の生姜のパワーに感謝して健康ライフを過ごしたいですね。
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