生薬としても使われていて体に良いとされる生姜ですが、生姜の取り過ぎで副作用が出てしまうことがあります。
そこで、生姜の取り過ぎで起こる副作用について、お伝えしたいと思います。
生姜の効能で副作用は？
生姜は海外などでは薬として用いられることもあり、効能が効き過ぎてしまうことがあります。
生姜に含まれるジンゲロールやショウガオールの体を温める効能は汗をかいたりするので体力を消耗してしまい体力のない人・妊娠中の人・病気の人は、生姜を摂り過ぎると副作用が出てしまう可能性があります。
生姜の副作用が出やすい人
- ストレスが溜まっている人
ストレスが溜まっている状況だと生姜が脳に余計な刺激を与えて、イライラなどの症状が悪化する場合もあると言われています。
また、眠る時に生姜の体温を上げる働きは、眠りを妨げてしまいます。
- 胃腸が弱い人
生姜には胃腸を刺激する効能があり胃酸の分泌を促進して、消化を助け食欲増進する働きが、胃腸の弱い人には生姜の刺激が強過ぎて、胃痛・腹痛・下痢・嘔吐などの副作用が出てしまう可能性があります。
- 冷え性の人
冷え性の人は生の生姜だと体温を上げて発汗の働きを促す効能があるので、発汗後に体が冷えてしまう可能性があります。
乾燥生姜だと発汗の働きはあまりないので、体温を低下させることがないので、生の生姜ではなく乾燥生姜を摂取するようにしましょう。
- 妊娠中の人
生姜は体に刺激を与えます。
体温を上げるということは、体の中で血液を変化させたり心臓の拍動を変化させるなどの負担をかけます。
その体の変化が、お腹の赤ちゃんには負担になり過ぎる可能性もあると言われております。
生姜の取り過ぎには注意しましょう。
どれくらいの時間生姜の効果が続くの？
生姜を摂取するとおよそ3時間～4時間くらい体の温かさが続くと言われております。
冷え性の改善には、乾燥生姜を朝食時・昼食後・寝る前に生姜を摂取すると、持続した効果が期待できるとされています。
1日の生姜摂取適量は？
- 1日およそ10gで大人の親指の第1関節くらいの大きさの量です。
- 擦り下ろした生姜は、大さじ1杯弱の量です。
- 乾燥した生姜を粉にしたものは、およそ1gでおよそ小さじ1/2の量です。
- 食事で摂取する場合には特に制限は無いとされています。
まとめ
生姜はさまざまな体に良いことをもたらしてくれますが、取りすぎには気を付けないといけないと思いました。
適量を上手に取り入れて健康に過ごすようにして下さい。
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