焼きナス、揚げナスなど、様々な調理方法が魅力のナス。そんなナスを家庭菜園でも楽しめたらよいですよね。
ナスの種は綺麗に取り除くことによって、種を使用してナスを育てることが可能です。
採取する際のコツや、種を蒔いて育てる方法に関してまとめました。
ナスの種の採取方法
ナスは種を採取する前に、軽く叩くなど種が外れやすくしておきます。
ナスの上ヘタの方には、種が入っていません。
上の3分の1程度までは切り落としてしまいましょう。
ヘタの方を切ったナスは半分に切り、手で種を採取します。
ナスの種はある程度まとまった状態であるため、比較的採取しやすいでしょう。
種を取りだした後は?
採取したナスの種は、ボウルなどに移して水洗いをします。
浮いてくる種は養分もないため処分をしましょう。
なかなか種が浮いてこない場合には、塩を入れると効果的です。
沈んでいる種だけを使用します。
種の周りにはナスの実が付いているため、指で擦って綺麗に取り除きます。
綺麗に洗った種は、網等に乗せて天日干しをします。
ティッシュやキッチンペーパーなどは、種についてしまい取れなくなってしまいます。
必ず紙製のものでは無い素材の上で乾かす様にしましょう。
ナスの育て方とは
ナスの種を蒔くタイミングは、育て方によって異なります。
ハウス栽培は7月~10月に蒔き、7月までが収穫時期です。
トンネル栽培は1月~3月までです。
家庭菜園であれば、2月中頃~4月末までとなっています。
ナスの芽が出るために適した温度は20度~30度です。
最低気温が11度、最高気温は35度です。
これらを加味して種まきを行いましょう。
まとめ
ナスの種を採取する前に、種を取りやすくするために揉んだり叩いたりすることは重要です。
しかし、熟していないナスは固く、効果が得られないため1つ1つ手で採取をしましょう。
乾かす際にも、種に付かない素材の上で天日干しをすることが重要です。
ティッシュなどが種についてしまうと、取ることが非常に困難です。
手間を惜しまず、丁寧に種を採取することはナスの栽培を楽しむことにも繋がるのです。
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