毎年訪れる春の恵みの食材と言えば“たけのこ”があげられますよね。
たけのこを旬に味わうには4~5月に採れたものが一番と言われています。
また小さなたけのこで、採って1日以内くらいのものであれば、アクやえぐみもなくそのまま茹でても美味しくいただける食材となります。
しかし、現実的には採ってから数日後のスーパーなどに並ぶたけのこを購入するケースが殆どだと思います。
そこで今回は、たけのこを保存するにあたり塩漬けと塩抜きに焦点をあててその戻し方と保存期間についてご紹介したいと思います。
たけのこを保存する方法と保存期間は?
水につける方法
- たけのこはそのままで置くと鮮度が落ちるスピードが速く、苦みが出てくるためすぐに茹でることをおすすめします。
- 茹であがったたけのこはしばらく茹で汁につけたままにして冷ました後は皮をむき、タッパーなどの密閉容器に入れ、その中に水をたけのこが隠れるくらいまで入れて冷蔵庫で保存します。
この際には毎日水を交換することが必須となります。
保存期間は1週間程度です。
塩水につける方法
前述の方法で、“水”ではなく濃度の比較的高い“塩水”に浸けます。
なお調理の使用時は、塩辛い状態ですので、※呼び塩での戻しを必ず行います。
保存期間は1カ月程度です。
※呼び塩での戻し方
薄い状態の塩水に浸けて塩抜きする方法を言います。
化学的には浸透圧の関係を使い濃い塩から薄い塩に移る性質を使います。
500CCの水に小さじ1~1.5杯程度が目安です。
塩漬けにして長期保存する方法
- あく抜きしたたけのこを半分に切り、水気を十分に切ります。たけのこに塩を塗るイメージでまぶします。
- 塩を敷き詰めた容器にたけのこを入れてさらに上から塩をまぶして容器の蓋を閉じます。
- 1日~2日経過すると、水が上がってくるので水を捨てて塩を追加します。
調理で使用する際は、※呼び塩での戻しを必ず行います。
保存期間は1年程度です。
まとめ
以上、今回はたけのこを保存するにあたり塩漬けと塩抜きに焦点をあててその戻し方と保存期間についてご紹介させていただきました。
もしたけのこをたくさんいただいて保存に困ったときなどにご参考いただければ幸いです。
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