トレビスは葉の軸の部分が白く、葉自体は鮮やかな赤紫色をしており、その鮮やかなコントラストが料理を華やかにひきたてますよね。

また、苦味を含んだ独特の風味で料理を大人向きに演出してくれ、サラダだけでなく肉料理のつけあわせや、リゾットやピザなど、特にイタリア料理で色々重宝する食材であることがよくわかります。

流通量が少なく値段も安くないイメージがあるので、家庭で日常的に使うことは難しいかもしれませんが、機会があればパーティーやおもてなし料理に取り入れてみたいですよね。

ここでは、トレビスを調理する際の注意点を、特に切り方に注目してご紹介しましょう。

トレビス 切り方

トレビスの下ごしらえのポイントは?

サラダなどにする場合は、手でちぎるのがおすすめとされているようです。

レタスなども同様なのですが、包丁で切ると葉の細胞が押しつぶされて、包丁の鉄分と反応し苦味が強くなると言われるそうです。

トレビスの葉の赤紫色と軸の白さとのコントラストを生かしたいので、ちぎる際にはその両方が残るように縦向きにちぎるのがいいですね。

また、包丁の鉄分は、苦味だけではなく切り口自体を褐色に変色させてしまうこともあります。

もしも刃物を使って調理する場合は、刃物の素材に気をつけることが必要になるようです。

いずれにしても手でちぎると苦味が少なく、まな板や包丁を洗う手間も省けますので、気軽に手でさばくのがオススメでしょう。

おいしいトレビスの選び方!トレビスってシャキシャキ感が少ないの?

紫キャベツとは違い、トレビスの葉は柔らかくてシャキシャキした感じではないので、なんとなくしなびているように感じる人もいるのではないでしょうか?

実は、このしっとりした素材感がトレビスの持ち味なのです。

その分しっかりとした歯ざわりを感じられ、素材の風味をダイレクトに舌で感じることができるといえます。

もちろん、鮮度が落ちると乾燥して葉先からパサついてきますので、購入する際はみずみずしさを一番感じるものを探しましょう。

また品種によりますが、一般的にしっかりと葉が巻いているものがよいとされますので、持った時に重みがあるものであったり、形の綺麗なものを選ぶといいですね。

スポンサードリンク

下ごしらえしたトレビスの調理あれこれ

一番手軽なのは、そのままサラダにすることですよね。

かんたんな手順で作れますが、ドレッシングのバリエーションを増やして、食べるたびにおいしい発見のある一品を目指したいものです。

また、チコリを使って作られているのをよく目にしますが、葉をそのまま器にみたて、炒めたひき肉などを乗せて食べるというのも人気のある食べ方のようです。

もともとイタリアやフランスが発祥の西洋野菜で、オリーブオイルやチーズなどとの相性が良いのは間違いないと思われますので、それらの国の料理を参考にしてみるのもいいですね。

トレビスの保存法は?

とても繊細なトレビスは、乾燥しやすい葉物野菜の部類に入るようです。

保存する場合、ラップなどでしっかり包んで冷蔵庫に入れるのがいいでしょう。

何もしていない場合はその状態で1週間程度はもつようですが、ちぎったものは2~3日のうちに早めに消費するのが安心ですね。

まとめ

トレビスの持つ特有な苦味は、加熱すると益々強まる傾向があるので、調理の方法に注意が必要ですね。

大人はこの苦味を味付けのアクセントとして楽しむことができるでしょうが、小さなお子様は苦手かもしれません。

色合いとして使うのであれば、他の食材などで代用することも検討したほうがいいですね。

check①野菜についた農薬をすばやく落とす!鮮度もサポートしてくる〇〇が話題!?
check②安心で安全!オーガニック有機野菜が買える今話題の宅配野菜ランキングはこちら➹
スポンサードリンク

今のあなたにおすすめの記事

スポンサードリンク