スープや炒め物、天ぷらなど様々な料理に適している野菜「インゲン」。
また1年に3回も収穫できることから家庭菜園で栽培するのにとても人気ですが、栽培するにあたって適した環境作りが大切となってきます。
今回はそのなかでも支柱の長さについて、どれくらいの長さが一番適しているかなど詳しくご説明したいと思います。
つるありインゲン？つるなしインゲン？ってどういう意味か
名前の通り、つるがあるかないかだけの違いなのですが、単純にそれだけではなくそれぞれ栽培方法や収穫量が大きく違います。
よって支柱の長さもそれぞれ違ってくるとされています。
つるありの場合は、一度に収穫できる量はつるなしに比べてかなり多く、長期間栽培することが可能なのが特徴です。
つるなしの場合は、栽培できる期間が１～２回と少ない分、一度に収穫できる量がつるありよりも多いことから、栽培するならつるありの方がいいと思う方も多いと思いますが、栽培している期間が長い分、さまざまな費用がかかるのというデメリットもあるので、家庭菜園をするときはそういった点もよく考えることが必要ですね。
つるありインゲン、つるなしインゲンそれぞれの支柱の長さは？
まずつるありインゲンの場合、成長するとかなりの高さまで伸びてくるため、支柱は約2メートルくらいまでの支柱が必要となります。
また成長していくと伸び方によっては、隣のインゲンまで伸びて邪魔をしてしまうので、侵入予防としてネットも付けるのです。
反対につるなしインゲンの場合は、成長しても約1メートルほどしか伸びないためそれくらいの支柱を立てるか、もしくは支柱を立てなくても大丈夫だとされています。
支柱の立て方
つるありインゲンを育てる場合、長い支柱が何本も必要になりますが、ただ立てればいいというわけではありません。
最初に苗１つに対して１本支柱を立てますが、ところどころに斜め（クロスさせた）の支柱を入れることで補強するのです。
こうすることでインゲンが変な風につるに巻き付いたり、重さで倒れる心配が解消されると言われています。
また、つるなしインゲンの場合は、倒伏予防として苗の両端に1本ずつ支柱を立て、その間をひもで囲むだけで大丈夫なので、とても簡単ですね。
まとめ
今回はつるあり、つるなしインゲンの支柱の長さについてお話ししました。
それぞれ栽培方法に手間のかけ方が違ってきますが、最初にきちんと栽培環境を整えることで手入れしやすくなるので、支柱の長さをはじめ、支柱の立て方などを怠らずすることが大事だとわかりました。
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