単体で食べても他の野菜と組み合わせて調理しても、とても使い勝手の良いいんげん。
その種類や形も様々ありますが、いんげんはどれをとっても栄養価が高く美味しいお野菜には変わりはありません。
一度にたくさん収穫できて、栽培も比較的簡単で期間も短いことから自宅でプランター栽培する人も増えているようです。
いんげんを栽培する際にどの位大きくなって、大掛かりな支柱等が必要になってくるのでしょうか。
自宅のスペースによっては、あまり大きな支柱が必要となると栽培は難しいということにもなりますので、予め確認しておきましょう。
いんげんの栽培について
いんげんには、つるありいんげんとつるなしいんげんの2種類が存在します。
つるありいんげんは、その名の通りつるがありますので高さも高く育っていきます。
もしご自宅でプランター栽培をするようであれば、つるなしいんげんの方があまり高く伸びずに比較的容易に栽培が可能です。
それ以外の栽培方法としては、つるなし種もつるあり種もほとんど変わりはありません。
それでは、順を追って栽培の工程を確認していきましょう。
畑の準備
いんげんは寒さに弱いため、種まきは4月下旬以降に行います。
種まきの時期をまず決めたら、土の準備をしていきます。
種まきの2週間に苦土石灰をまいて耕し、1週間前に堆肥と化成肥料を入れて耕し畑を作ります。
しっかりと土を混ぜて耕しましょう。
つるありインゲンの畝幅は100センチから120センチ、つるなしインゲンの畝幅は75センチで作ります。
なるべく高めに畝を立てると水はけがよくなり、根腐れを防ぎます。
種まき・支柱の準備
つるありいんげんの種まき時期は、4月下旬、6月中旬、8月初旬です。
つるなしインゲンの場合は4月下旬から6月中旬頃までにまきます。
1か所につき3~4つずつまいていきます。
つるなし種は基本的に間引きの必要はありません。
つるあり種は生育の良くないものを抜いて1か所に2本ずつに間引いていきます。
また、つるあり種は蔓が伸びてくる前に支柱を立てます。
高さは2m程のものを用意して、立てた支柱にネットをかけ固定します。
つるなし種は基本的に支柱は不要ですが、草丈が伸びて倒れるようだったら70センチ程度の支柱を1か所ごとに立てます。
追肥
花が咲き始めたら追肥します。
以降、月に1~2回追肥してきます。
株の周りに10グラムほどパラパラと追肥していきますが、肥料をあげすぎると実がつかなくなることがありますので、やりすぎには注意してください。
収穫
開花後10~15日位が収穫の時期になります。
つるあり種は、摘芯をすることによりどんどん新しい実ができて、いんげんがたくさん収穫できるようになります。
いんげんは収穫時期が来ると、次々にたくさんの実ができますので、大きく成長させすぎないでどんどん収穫していきましょう。
いんげんの収穫近し。 pic.twitter.com/SKkJUQ5SyZ
— うそすと@コウノマリカー (@usost) 2017年7月16日
まとめ
つるなしいんげん種を栽培すれば、自宅でも簡単にあまり大きくなりすぎずに育てていくことが可能です。
種まき時期や土の準備、支柱の準備や追肥と水やりの量に気を付けていけば問題なくたくさん収穫できますので、是非ご自宅でもプランター栽培に挑戦してみてください。
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