皆さんは葉酸という栄養素をご存知でしょうか?

妊婦さんは積極的に摂取した方が良いと言われている栄養素ですが、実際に葉酸がどのように活躍しているかはあまり知られていません。

健康に良いと言われている青汁ですが、これにも葉酸が含まれているようです。

青汁の大元と言えばケール。

では、ケールの葉酸含有量はすごいのでは?

ケールを含め、葉酸含有量が多い野菜や葉酸自体について調べてみましょう。

ケール 葉酸 含有量

葉酸とは

葉酸は水溶性のビタミンB群です。

水溶性ビタミンなので、過剰摂取の場合は尿から排出されます。

そのため毎日きちんと必要摂取量を摂ることが大切です。

葉酸はたんぱく質や核酸の合成に働き、細胞の生産や再生を助けてくれるので、細胞が新しく作り出される時には必ず必要な栄養素となります。

また、血液を作ってくれる造血ビタミンでもあるのです。

核酸というのがDNA等の事で遺伝情報の通りにからだを作っていくので、妊婦さんには必要不可欠な栄養素です。

葉酸の摂取

葉酸は、普段の食事の中で足りなくなることはあまり無いようです。

しかし、妊娠中、また授乳中の方は積極的に摂取する必要があるそうです。

また、アスピリンやピル(避妊薬)を飲んでいる方や、お酒を大量に飲む方は不足しがちになりますので欠乏しやすくなります。

欠乏してくると、口腔内の炎症や疲労感、肌荒れといった症状がでてきます。

また、食事からの過剰摂取というのは確認されていませんが、サプリ等の葉酸については過剰摂取による健康被害が報告されているようなので気を付けましょう。

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野菜の葉酸含有量

緑黄色野菜の王様、ケールも含めて野菜の葉酸含有量を調べてみました。(全て食品100グラム中の含有量です)

野菜の中では、

  • 1位がえだまめ(260㎍)
  • 2位がモロヘイヤ(250㎍)
  • 3位がパセリと芽キャベツ(220㎍)
  • 4位が菜の花(190㎍)
  • 5位がアスパラガス(180㎍)
  • 6位がクレソン(150㎍)
  • 7位がケール、ブロッコリー(120㎍)

でした。

まとめ

葉酸含有量が高くても、なかなか一度に100グラム食べるのが難しい野菜もたくさんありましたね。

緑黄色野菜の王様ケールは、ブロッコリーと並んで7位でしたが、かなり葉酸の含有量はかなり多い野菜と言えるでしょう。

水溶性ビタミンで、身体に蓄積されていくことはないようなので、上記の葉酸含有量を確認して積極的に摂取していきたいですね。

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