きゅうりとかぼちゃは仲間？かぼちゃの種類は？

きゅうりとかぼちゃの名前を漢字で書くと瓜とどちらも瓜の字がつきますが、きゅうりとかぼちゃは仲間なのでしょうか？

きゅうりとかぼちゃは仲間？について説明したいと思います。

1 きゅうりとかぼちゃは仲間？
2 かぼちゃの種類は？
3 まとめ

きゅうりとかぼちゃは仲間？

きゅうりとかぼちゃは、きゅうりがウリ科キュウリ属で漢字で書くと胡瓜でかぼちゃがウリ科カボチャ属で漢字で書くと南瓜です。

どちらもウリ科の植物で、瓜がつく漢字の通り仲間だと言えます。

かぼちゃの種類は？

かぼちゃの種類は大きく分けて、

西洋かぼちゃ
日本かぼちゃ
ペポかぼちゃ

の三つのタイプがあって、一般的に流通しているのが西洋かぼちゃの黒皮栗かぼちゃです。

かぼちゃは大変種類が豊富な野菜で、形や色のバリエーションが多いのが特徴です。

西洋かぼちゃの種類は？

黒皮栗かぼちゃ（表皮の色が濃い緑で、薄い緑色のストライプが入っています。果肉は粉質で加熱調理すると、甘みが出て食べた時に栗のようにホクホクしています。）
坊ちゃんかぼちゃ（形や肉質が一般的な黒皮栗かぼちゃとよく似ていますが、栄養価が高くタンパク質・β–カロテン・糖質などは、一般的な黒皮栗かぼちゃに比べ3倍以上も含まれているとされています。）
鈴かぼちゃ（一見坊ちゃんかぼちゃのような感じですが、形は黒皮栗かぼちゃをそのまま小さくした感じです。未成熟な果実で皮は柔らかいです。生食用のかぼちゃです。）
ロロンかぼちゃ（ラグビーボールのような果頂部とお尻が細くなった形をしています。肉質は大変粉質できめ細かく、滑らかな舌触りと上品な甘さをしているので、加熱することでホクホクして滑らかな食感を楽しむことが出来ます。）
宿儺〈すくな〉南瓜（外見がヘチマのように長くすべすべした薄い緑色の珍しい形をしています。肉質は黒皮栗かぼちゃに似ていて、加熱するとホクホクした食感に甘みがあります。）
長南瓜（外見がヘチマのように細長くて、表皮は薄い灰緑色のものから濃い緑色のものまであって、マダラ模様が入っています。果実は濃い黄色で肉質は黒皮栗かぼちゃと似ていて、加熱するとホクホク食感で甘みがあります。）
雪化粧南瓜（白皮でホクホクした食感のかぼちゃです。）
伯爵南瓜（表皮の色がアイボリーで、表皮がとても固いので長期保存が出来て、適温で保存すると年明け頃に糖度が最も高くなると言われております。）
赤皮栗かぼちゃ（表面は全体に朱色をしていて薄っすらと縦に溝があり皮は薄いです。果肉は厚くて赤みを帯びたオレンジ色です。しっとりした食感をしています。）
コリンキー（完熟させず若取りすることで、くせが少なくて生食出来るかぼちゃになります。）
プッチィーニ（手のひらに乗るサイズで、果皮は黄橙色で縦にオレンジ色の縞が入っています。肉質は粉質で独特の甘味があります。）

などが西洋かぼちゃの種類です。

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日本かぼちゃは？

黒皮かぼちゃ、菊座かぼちゃ、小菊かぼちゃ（明るい黄色の果肉です。甘味は少なく淡白ですが煮崩れしにくく味が染み込みやすいです。）
鹿ヶ谷南瓜（ひょうたんのように真ん中にくびれのあるかぼちゃです。甘さが無くて淡白ですが煮崩れしにくく味が染み込みやすいです。）
鶴首かぼちゃ（鶴の首に似た形をしているので鶴首かぼちゃと呼ばれるようになったそうです。ねっとりしていて濃厚な味です。）
バターナッツ（果皮は黄褐色から肌色で艶がありツルツルしていて、ひょうたんの形をしています。ナッツのような風味とねっとりした果肉です。）
島かぼちゃ（表皮は収穫して間がないものは、緑地にクリーム色の模様ですが、完熟してから収穫したものや長時間貯蔵していると全体にオレンジ色になります。果肉は濃いオレンジ色で、比較的水分が多く甘味は少ないです。）
春日ぼうぶら（形はひょうたん型からヘチマ型をしていて首が長く、鶴首かぼちゃに似たような感じです。糖度が高くて甘く感じますが加熱するとべやっとした感じになります。）

などが日本かぼちゃの種類です。

ペポかぼちゃは？

金糸かぼちゃ（茹でたり蒸したりして加熱すると果肉の繊維がほぐれて、糸状になります。）
韓国かぼちゃ（見た目は太めのきゅうりのような感じです。果肉は黄色で種も柔らかく食べた時の存在感はほとんどないようです。ズッキーニと比較されることが多いそうです。）
ズッキーニ（未成熟のうちに収穫します。色々な種類のズッキーニがあります。）

などがペポかぼちゃの種類です。