ズッキーニを栽培していて実が大きくならずに、何でだろうと思うことはないでしょうか？
ズッキーニには実が大きくならないというトラブルがあります。
ズッキーニの実が大きくならない原因などの説明をしていきたいと思います。
ズッキーニの実が大きくならない原因は？
受粉不良
カボチャ属のズッキーニは、早朝に開花して受粉を完了します。
ズッキーニの花は午後にはしぼんでしまうので、花粉が駄目になってしまいます。
暑さにも弱くて気温が高過ぎると、受粉しても出来なかった可能性もあります。
高温乾燥
ズッキーニの生育温度は10℃～23℃くらいと低温です。
なので、気温が上がり過ぎた場合は出来ない可能性があります。
樹勢の衰え
木を生長させるだけの勢いしかなくて、果実に栄養が行き渡らないと果実は大きくならないで枯れてしまいます。
カボチャ属は、肥料の吸収力が高いのですが、栄養不足になると大きな実はならないので注意が必要です。
根の生長不良
根っこが水分や栄養分を吸い上げることが出来ないと、土に栄養分があっても吸収出来ないので生長不良になります。
ズッキーニの根っこは広い範囲に広がります。
畝が細かったり直ぐ近くに通路があると、根っこを踏みつけられて弱っている場合があります。
また追肥を施し過ぎて根っこが肥料やけを起こしてる場合や、水不足で根っこが弱ってしまったなどの原因の可能性があります。
ズッキーニの実を大きくさせるには？
- ズッキーニは高温に弱いので、根元をバークチップなどでマルチングしたり敷き藁を敷くようにする
- 肥料を適正に与えるように注意する
- 人工授粉は天気の良い午前中には終わらせるようにする
カボチャ属の栽培種は？
カボチャ属は、草本性つる植物の属の一つでウリ科に含まれます。
アンデスやメソアメリカが原産で、食用の果実はカボチャとして知られていて、その果実と種子を採るために世界中で栽培されています。
ペポカボチャとセイヨウカボチャはつるが無い品種も開発されています。
栽培種は、クロダネカボチャ・セイヨウカボチャ・ニホンカボチャ・C.argyrosperma・ペポカボチャの5種類です。
ズッキーニは見た目がきゅうりに似ていますがペポカボチャの仲間になります。
まとめ
ズッキーニの栽培は難易度が高めで色々と手間がかかるなと思いました。
実が大きくならない原因や大きくさせるポイントの情報などを参考にして、ズッキーニ栽培と実の収穫を楽しんで下さい。
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