11月から2月頃が旬のほうれん草ですが、1年中お店には並んでいますね。
小さな頃から、よく食べていた記憶があるほうれん草ですが、もともとは西アジアが原産だそうです。
日本にほうれん草が入ってきたのは、17世紀の中国からで葉の部分は、切れ込みが深くギザギザとした葉の形のほうれん草だったそうです。
その後、オランダで品種改良した丸い葉のほうれん草と、切れ込みが深いほうれん草をかけあわせた「一代雑種」という品種が、今は多く出回っているようです。
今では、いつの季節でも食べることができるほうれん草ですが、旬の時期のほうれん草の甘さは、どれぐらい違うのか調べてみました。
ほうれん草は冬のほうが甘い
野菜の栽培方法のひとつに「寒締め(かんじめ)」があります。
それは、野菜を甘くするためです。
白菜や小松菜、にんじんや大根、ネギ、そしてほうれん草など、寒締め野菜と呼ばれることもあるそうです。
ほうれん草が甘くなる理由
ハウス栽培などで育てたほうれん草に冷たい風や空気をあてます。
そうすることで、ほうれん草は凍らないようにと、自分の身を守ろうとし糖分の濃度をあげようとします。
糖分は、ほうれん草のエネルギー源になるため、冬のほうれん草は甘味が強くなり、おいしく感じます。
また、甘さだけではなくビタミンやポリフェノールなどの栄養素も増えるそうです。
冬と冬以外の季節のほうれん草!栄養価は違うの?
旬の野菜は栄養価も高いといわれていますが、どれぐらいの違いがあるのでしょうか?
風邪の予防にも役立つビタミンCの量ですが、冬以外のほうれん草は100gあたり20㎎、旬の冬は60㎎と3倍違うそうです。
市販の冷凍ほうれん草の栄養価
手軽で便利なので、市販の冷凍ほうれん草もよく使いますが、生のほうれん草と栄養価に違いはないのでしょうか?
市販のものは、安くて大量のほうれん草を仕入れることができる、旬の時期のものを使うことが多いそうですね。
そして加工する場合、急速冷凍するために、栄養をほとんど損なわずにすむそうです。
そのため、旬の時期を外れたほうれん草よりも、市販冷凍ほうれん草が栄養価は高いそうです。
まとめ
旬の時期のほうれん草は、寒さから自分の身を守るために、エネルギーの元になる糖分を作り出そうとするなんて、すごいですね。
ほうれん草だけではなく、旬の時期の野菜は、どれも栄養価が高いので、なるべく旬のものは旬の時期に食べたいですね。
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