植物を育てていると、木や花などが病気になることがありますが、梅も同様です。
梅の木を植えて花を眺めるのも楽しみですが、どうせなら実を収穫したいですよね。
しかし、その実に起こりやすい「黒星病」という病気があるのです。
この記事では、その黒星病について、まとめていきたいと思います。
黒星病
黒星病は、梅のおもに実に、黒い2~3ミリメートル程度の斑点が出てしまう病気です。
梅の実が1.5センチメートルくらいの大きさになったころに発症することが多く、病原菌が働くことにより起こります。
病原菌が生育、活動する適温は18~24℃程度だそうで、地域によりますが主に4月下旬から5月中旬くらいの気候とされています。
この時期の天気が雨が多く、湿気が高い状態が続くと、より黒星病の発生のリスクが高まります。
きちんと防除しないと、病原菌が越冬し、翌年以降も同じ木に黒星病を発生させることが多いといいます。
農薬と防除
黒星病を防除するために、市販の農薬などをスプレーするのが良いでしょう。
開花前の段階で散布することで効果が高いようで、冬の時期の手間が必要になります。
実は食べられないの?
黒星病にかかってしまった梅の実は、廃棄するしかないのでしょうか…。
せっかく収穫するに至ったのに、それでは残念ですよね。
黒星病は梅など植物につくカビで、摂取しても人体に影響はないそうです。
カビの部分だけを大量に食べたということになるとなんともいえませんが、黒星病がついた梅を摂って健康被害が出たという報告はありません。
黒星病にかかった梅も、商品価値は著しく低下してしまいますが、スーパーなどで売っていることもあります。
しかしやはり、見た目にあまり気持ちの良いものではないかもしれませんよね。
そんなときにおすすめなのは、「梅酒」です。
アルコール濃度の高さなどにより、病原菌は生き残れないということですから、せっかく収穫した実を無駄にしないで済みそうですね。
まとめ
園芸につきものである、木や花の病気。
手間はかかるかもしれませんが、避けられるものであれば避けたいですよね。
市販の薬品で対処できますから、黒星病に悩む前に手を打ちたいものですね。
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