ほうれん草は、栄養たっぷりの緑黄色野菜と言われています。
冷涼な気候を好み、寒さに強いのが特徴です。
ほうれん草は緑黄色野菜の代表格で、カロテンやビタミンB1、B2、C、それに鉄分は、野菜の中でもトップクラスで栄養の宝庫と言われており、食物繊維も豊富なことで有名です。
しかし夏場のほうれん草の収穫量は少なくなります。
そこで、夏に収穫量をあげるための対策を考えてみたいと思います。
ほうれん草の栽培時期
ほうれん草は、通常春から～秋までの間に4～5回の作付けが可能だそうです。
収穫時期に合わせて種を蒔くので計画的な作付けを行えます。
高温期では、30日間で収穫が可能となる野菜です。
暑さにはそれほど強い野菜ではないため、冬場の収穫量に比べると夏場に収穫される収穫量は少なくなります。
ほうれん草の育つ環境
ほうれん草は、風通しが良く日当たりを好みますが、夏場の直射日光はほうれん草の葉にダメージを与えてしまいます。
また、夏場は冬場に比べほうれん草の収穫量は少なくなります。
そこで技術としてハウス栽培によるほうれん草栽培が考えられたようです。
夏場の収穫が可能になるハウス栽培
ハウス栽培 （雨よけ）ほうれん草は東北地方北部にては野菜作の主要品目のひとつです。
また、夏のほうれん草の暑さ対策に、ハウス栽培が有効となっているようです。
ハウス全面を生育初期に外部遮光する技術がありますが、遮光資材除去直後の水ストレスで、葉焼けを起こしたりすることにより、減収する危険が大きくなることがあるそうです。
その対策として、南北棟ハウスの場合は、東側だけを遮光して午前中だけ光を弱めることにより、軟弱徒長が抑制されるうえに、全遮光並の収量が得られ、葉焼けも抑制できると言われています。
ご家庭でハウスをされる場合には、『家庭菜園用のビニール』なども売っているようですので、チャレンジなさってみてはいかがでしょうか。
まとめ
ほうれん草はとっても栄養価の高い野菜です。
確かに、夏場になると値段が高くなり買うのをためらうことがあります。
夏場のハウス栽培などの企業努力により私たち消費者へおいしいほうれん草が届けられていることに感謝です。
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