生姜は体をぽかぽか温めてくれる食材としての代表格です。
そして万能生薬と呼ばれるほどわたしたちの身体にとって良い効果をもたらす作用があると言われています。
生姜は様々な料理や薬味、飲み物やスイーツなどとたくさんの場面で活躍し、わたしたちの食生活に健康と潤いを与えてくれています。
そこで今回は生姜が持ちあわす成分と効果が食べ合わせると相性が悪い食材の悪影響を防ぐ役割についてご紹介したいと思います。
そもそも生姜の成分や効果は?
成分は?
生姜の根茎にある主な成分は「ジンゲロール」で加熱や乾燥など手を加えると「ショウガオール」に由来する特有の辛味と「ジンゲロン」、「ジンギベレン」に由来する独特な香りを持つ成分が発生します。
効果は?
- 健胃止嘔作用
胃腸の冷えなどの胃腸機能低下を防ぐ作用があると言われています。
- 血流の改善
血流を改善し冷え症や血行不良に良いと言われています。
- 殺菌や発汗作用
生姜に含まれる「ギンゲロール」には、殺菌作用があります。
お寿司や生魚などは菌が発生しやすく増殖した場合は、食中毒を引き起こす要因となります。
「ギンゲロール」にはこれらを防ぐ効果があると言われています。
お寿司に添えるガリがいい例です。
また加熱や乾燥した生姜は、体を温める発汗作用があり冷たい生魚を食べた時の「冷え」を抑える効果があるようです。
相性が悪い食材!生姜の役割は?
- 蕎麦とカニや柿の組み合わせ
上記のカニや柿は、消化が悪く、体を冷やすと言われています。
胃を冷やしやすい蕎麦と組み合わすとさらに体を冷やす食べ物です。
冷えやすい体質の方は要注意です。
蕎麦を食べる際は、ねぎや加熱、乾燥した生姜など体を温める成分をもつものを一緒に摂ることをおすすめします。
- 蕎麦となすとの組み合わせ
なすは体を冷やす夏野菜です。
蕎麦との相性が悪い食材の組み合わせになります。
薬味としてねぎや加熱、乾燥した生姜などを摂るとよいでしょう。
- 蕎麦と豚肉の組み合わせ
牛肉や鶏肉は体を温めますが、豚肉や馬肉は逆に体を冷やします。
肉南蛮蕎麦などで豚肉を使用している場合は、薬味としてねぎや加熱、乾燥した生姜などを摂るとよいでしょう。
まとめ
以上、今回は生姜が持ちあわす成分と効果が食べ合わせると相性が悪い食材の悪影響を防ぐ役割についてご紹介させていただきました。
生姜が持つ健康成分は目を見張るものがありますが、他の相性の良い食材と組み合わすことによりさらに相乗効果が期待される可能性があると言われています。
健康な身体作りに一度お役立てください。
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