家庭菜園にも向いている野菜と言われる春菊ですが、収穫はどうすればいいのでしょうか。
品種によって異なるようなので調べてみました。
春菊の種類
春菊はキク科シュンギク属の野菜です。
定番のお鍋に入れて美味しいし、てんぷらやおひたしでも美味しいです。
関西では「キクナ」とも呼ばれ品種によって違いがあります。
春菊の違いは葉の切れ込み具合や茎の太さなどにあります。
九州や四国では葉に切れ込みの少ない「大葉種」、それ以外の地域では葉に切れ込みのある「中葉種」、細長く葉の切れ込みがある「小葉種」があります。
中葉種がもっとも多く栽培されており、家庭菜園にも向いていると言われています。
中葉種の中でも茎が伸びる「株立ち型」と地際から側枝がたくさん出る「横張り型」とがあります。
株立ち型はわき芽を摘み取って収穫、株張り型は株ごと抜き取って収穫します。
春菊の収獲
春菊の種まきの時期は3月上旬から10月下旬です。
真冬と真夏以外は1年中栽培できるのです。
春菊を育てる最適温度は15~20℃くらいです。
春(3月中旬~5月上旬)に種をまく春まきと、秋(9月上旬~10月上旬)に種をまく秋まきがあります。
春まきは収穫が6月~7月、秋まきは11月~2月くらいまで収穫可能です。
収獲のやり方
収獲は春菊の種類によって異なります。
背丈が20cmほどになったら収穫可能です。
春まきで育てた春菊は、トウが立ちやすいので株ごと刈り取る株張り型が良いそうです。
秋まきは下の葉を4~5枚ほど残して収穫します。
ハサミで切って収穫するのがおすすめです。
残ったわき芽から葉が伸びてくるので、何度も収穫を楽しむことができます。
収獲後に肥料を与えると、株の再生を促すことができます。
採種
春菊は開花から40日程度で種子が充実し、一つの花で300~400粒ほど採種できます。
種子は採種後、2~3か月程度の休眠期間があるので、秋まきするときは前年度の種を蒔くほうが早めに発芽するそうです。
まとめ
春菊の収穫は種類によって異なることが分かりました。
その品種に合わせて、種を蒔く時期や収穫時期を確認し、育てていきたいですね。
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