家庭菜園初心は種からよりも苗から栽培するほうが生育しやすいといわれています。

ある程度慣れてくると種から栽培してみたくなるのではないでしょうか。

ししとう 種まき 育て方 種 採取

ししとうの特徴と育て方

ししとうはナス科トウガラシ属の中でもピーマンとと同様に辛みの少ない甘味種だそうです。

熟成すると赤くなるそうですが、普段食べるのは熟する前に収穫された緑色の状態のししとうがそれであるとされます。

ししとうは、暑さに強いとされており、水不足などのストレスがかかったりすると、辛くなるといわれているようですが、見た目では辛いか辛くないかの判断をすることができないようです。

また、ししとうは夜の温度が低いと受粉せずに実ができてしまい、実が硬くなり辛くなりやすいといわれており、こちらも見た目での判断はできないようですが、触ると実の硬さから判断しやすいとされているようです。

ししとうは、茎が細く枝が折れやすいといわれているため、丈が伸びてきたら株元から少し離れたところに支柱を立て、主枝と2~3本の測枝を紐で吊って誘引して育てるそうです。

ししとうの栽培期間は5月~10月と長いとされているため、追肥をこまめに行い肥料切れさせないように注意が必要のようです。

ししとうの種まき

ししとうの種は、発芽適温が28℃~30℃と高温で、苗になるまでに70日~80日ほどかかるとされ、3月~4月に赤玉土(小粒)などの種まき用の土を入れた育苗箱を準備し、種をばらまいていくそうです。

育苗ポットで種を育てるときには、3号ポット(直径9cm)k中心に3粒ほど種をまき、嫌光性種子で日光に当たると発芽しないそうなので、種へ土は多めに被せ、その後、土が乾かないように水やりをして暖かいところで管理してあげるそうです。

本葉が10枚ほどになったら、鉢やプランター、地面に植え替えを行うとよいようです。

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ししとうの種の自家採取

完熟すると最終的には赤くなるそうなので、霜の降りる直前まで樹に付けて完熟させるそうです。

その後、収穫してから暖かい風通しのよい雨の当たらない場所で追熟させるそうです。

ししとうを開き、採取した種をボールなどに集めるそうです。

ボールに水を入れて水に浮かぶ種子は中身が空で発芽しないそうなので浮いた種子は捨てるそうです。

沈んだ種子は、メッシュなどに包み、カビなどが生えやすいため、タオルなどで水気を完全にとってあげることが必要のようです。

その後、風通しのよいところで2週間くらい完全に乾かしてから、冷蔵庫や冷暗所に乾燥材と一緒に保存しておくとよいそうです。

まとめ

ししとう初心者が栽培する際には、種よりも苗のほうが育てやすいとされています。

でも、種を自家採取して採取した種からまたししとうが実をつけてくれると嬉しいですね。

ひと手間必要ですが、楽しみも一つ増えるのではないでしょうか。

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