ケールの栽培に必要な種はもちろん、苗も簡単に手に入れることができる様です。
種から育てる手間を省くことができれば、収穫を早く迎えることができるので、早く口にすることもできますね。
これからケールの苗と、時期について調べます。
ケールの種から苗へ
ケールの苗は、簡単に手に入る様になったそうですが、種から苗まで育てる場合は、どの様な注意や行程、環境が必要なのでしょう。
- 場所:日当たりが暑すぎず、風通しも強すぎず、少し乾燥した場所
- 時期:おおむね3月上旬~4月がまき時
- まき方:ケールの種は、畑に直接まくのではなく、育苗ポットに5粒ほどを植える※プランターでなら、直接、複数個の種をまき、間引く方法もある
- 土:種がわずかに隠れるくらいの土をかける
- 水やり:発芽まではポットの下から余分な水が出るくらい与え、乾燥に注意する
- 保水:発芽まではポットに覆いをして乾燥しない様にする
- 発芽に適した温度:10~30℃
- 約2週間、様子を見て発芽しない様なら、低温の発芽温度に揃える
- 肌寒いくらいの気候が向いているので、この時期が育ち盛りとなる
- 液肥(希釈などした液体の肥料)を与えながら、育ち具合を観察する
- 発芽して本葉が2枚出る頃には、間引きをして、ポット1つに対してケール一本を目安にする
このあと本葉が5~6枚出た頃に、畑に移植するのが一般的の様です。
ケールの苗から収穫へ
地域によって、「苗を植える時期」があるそうですが、その年の気候の変化でも違ってくるので、時期は自分で見ながら(体感しながら)行なうのが良い様です。
ケールの苗の植え時期(畑への移植時期)
- 寒冷地:植え時4月上旬~6月上旬→11月中旬まで収穫
- 冷涼地:植え時4月上旬~6月上旬→11月中旬まで収穫
- 中間地:植え時4月中旬~6月中旬→12月中旬まで収穫
- 暖地:植え時7月下旬~9月中旬→3月中旬まで収穫
収穫に至るまで
- 本葉が10枚くらい出たら、畝(ウネ)の両側に肥料を与え、土を寄せて整える。※畝:ケールを植えるための土台で、細長く直線に土を盛った場所。
- おおむね20日置きに、肥料を与える。
- ケールがおおむね40cmになったら、下から収穫していく※風通しを良くするために、ひと株に対して10枚ほどの葉が付いていれば良い様だ。下の葉を収穫(なくす)ことで、虫や病気の予防にもなる。
プランターなど、畑以外での栽培の場合は、土の深さがおおむね15cm以上は必要の様です。
そして、ケール同士の間隔は、おおむね30cmを必要とする様なので、プランターであれば「9号以上にひと株」が目安にすると良い様です。
まとめ
ケールを畑で栽培したい場合は、畑に植える前に、まず、育苗を別の場所で行う必要がある様です。
苗を発芽させるためには、発芽を成功させるための色々な条件がありました。
ケールの発芽にとって必要な条件は、「環境」、「気温」、「土の出来具合」でしたが、発芽した苗からケールの生育と収穫までに必要なことは、「葉の枚数に注目」、「肥料を与える」、「風通しを良くする」だということが分かりました。
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