｢ケール｣という言葉は、近年、盛んに聞かれる様になりました。
そして、青々とした大きな葉を持つケールが栽培されている畑が画面に映し出されます。
ですが、｢ケール｣とは、どの様なものか(正体)は分かりません。
調べてみました。
ケールの辞書内での表し方
ケールは、英語では｢kale｣または、｢Borecole｣と表わし、｢寒さに比較的耐え、生長しても球にはならず、葉は少し縮れて、手触りはザラザラとしたキャベツ｣という意味の様です。
ケールを辞書で調べると、次の様に書かれていました。
- ケールは、地中海周辺が原産
- ケールは、1～2mにも生長する
- ケールの葉の形は、丸型から、細長い楕円型まである
- ケールは、アブラナ科に属する1年草、あるいは2年草
- ケールは、キャベツの仲間であるにもかかわらず、生長しても球状にはならない
- ケールは、｢料理の飾り｣、｢青汁｣、または、｢飼料｣に使われる
・・・など
ケールとは
ケールは、アブラナ科の植物で、地中海沿岸の諸国、地域で栽培されている野菜の一種だということです。
日本名では、｢緑葉甘藍(ﾘｮｸﾖｳｶﾝﾗﾝ)｣と呼ばれ、古くから栽培されていた様でした。
今では主に｢青汁｣に加工するために、日本中(北海道から沖縄まで)で栽培されている様です。
栽培時期は、季節を問わず1年中行われ、各地域で栽培と収穫が繰り返されているそうです。
日本で栽培されているケールは、キャベツと良く似ている様ですが、辞書にもある様に葉は丸型(扇型)が多く、キャベツが季節によって味が多少違うのと同じ様に、ケールにも、｢冬が甘く、夏は苦い｣という違いがある様です。
ケールは、品種改良されずにそのまま栽培されているお陰で、元々の種(原種)に近い栄養素が豊富に含まれているということですが、そのままでは、強い癖がありすぎて、好んで飲む人は少ない様です。
まだ日本では、ケールを生で食べる習慣が定着していないので、ケールを急速冷凍して粉末にし、水などの飲料に溶かして飲むことで私達の生活に入ってきた様です。
今では、飲みやすい様に工夫されて、例えば、粉末ならば口当たり良く、粒状ならば飲み込みやすくなっているそうです。
まとめ
ケールとは、アブラナ科に属し、キャベツのご先祖の様な植物で、原始的だからこそ、自己防衛のために栄養価が高い様でした。
英語では、｢寒さに強い球にならないキャベツ｣という意味がある様で、そのことでも分かる様に、場所を選ばず、幸いにも日本中どこででも栽培できるそうです。
ケールにも、季節による味の違いがあるそうです。
｢青汁｣といえば、｢ケール｣と名前が挙がるほど有名になりましたが、ケールを生で食べる習慣がない私達にとって、｢生食の時代の到来｣は少し先の様に思います。
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