せっかく植えたきゅうりの苗が、折れたり枯れてしまった経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。
生育を楽しみにしていた苗がそのようなことになったら、がっかりしてしまいますよね。
育て方の時期を間違えたのでしょうか。
その原因を探ってみました。
目次
きゅうりの苗が折れたり枯れる原因
虫害
苗の根元からポキンと折れてしまっている場合は、根切り虫にやられた可能性があります。
根切り虫は夜になると活動を始めるので、朝になったら土の中の浅い箇所をよく観察し、見つけ次第すぐに取り除きます。
対策としては、茎の周りにダンボールなどで囲いを作ります。
水やりは適切か?
きゅうりの苗がまだ育たないうちに多量の水やりをした場合、土の中の空気の層が常に水に浸かっている状態になりますので、根腐れの原因となってしまいます。
水やりは土の表面が完全に乾いてから行うようにしましょう。
苗が根付いてきたら、やや多めに水やりをすると良いでしょう。
苦土石灰の量が多すぎる
土壌のPH調整のために入れるのが苦土石灰です。
しかしこの苦土石灰の量が多すぎた場合は、土がアルカリ性に傾いてしまいます。
苗が枯れる原因となってしまいますので、苦土石灰の量は適量を守り、育成に適した環境作りに留意しましょう。
霜や強風の被害
きゅうり苗の植え付けの時期にも注意が必要です。
気温が低い時期には遅い霜や寒さにやられたり、冷たい風にさらされるなどして苗が折れる原因となってしまいます。
植え付け時期が早すぎた場合は、ワラやマルチなどで苗に防寒対策をするようにしてください。
きゅうりの苗の植え付けと育て方のコツ
植え付け時期
きゅうりの苗は、寒風や遅霜の心配のない、気温が安定してきた五月頃の時期に植え付けを行います。
育て方のコツ
きゅうりは種を蒔いてから収穫までが約70日と、生育のスピードが早いため、適切な水やりをすることが重要になります。
つるは整枝を行い風通しを良くします。
肥料切れにも気を付けましょう。
まとめ
きゅうりの根は地中の浅い場所に張るため、風にあおられるだけでも折れたという話をよく聞きます。
近年は根切り虫の被害もよく聞かれるところですね。
マルチなどできゅうり苗の周りに囲いを作るほか、植え付け時期にも注意を払いたいものですね。
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