玉ねぎは長期保存がきく野菜で、その料理の汎用性から家庭では欠かせない野菜です。
その玉ねぎを手軽に育てる為の時期や、セルトレイを用いての育苗の方法、プランターでの育て方を紹介します。
種まきの時期とセルトレイ育苗について
玉ねぎ栽培の種まきは地域にもよりますが、9月頃が目安です。
そこから苗を育てて、畑への植え付けが11月から12月頃、一冬越した玉ねぎは4月から6月上旬に収穫が出来ます。
セルトレイ育苗というのは、トレイの中に種からの育苗用の培土を入れて、一つ一つ区切られた苗床で種を苗に育成させる方法の事を言います。
土質が発芽に丁度良くブレンドされているので発芽率が高くなります。
セルトレイは専用のケースなどに入れて、発砲スチロールの上に置いて管理します。
- 土を入れ、ならしたら指でくぼみをつけ、種を一粒ずつ撒いていきます。くぼみの深さは人差し指の第一関節より深くならないようにしましょう。
- 種に土を被せて軽く押さえます。
- その後は発芽するまで土が乾かないように水やりをします。
- 発芽して2枚葉まで育てば、朝1回の水やりで十分です。
- 種を撒いてから2ヶ月後、葉の長さが20㎝くらいになったら植え付け時期になります。植え付ける10日前くらいから水やりの量を減らして植え付けに備えましょう。
プランターでの栽培
玉ねぎは根が浅いため、プランターで十分育てることができます。
プランターは標準的な容量が15リットルのもので育てることが可能です。
用土は市販の野菜用培養土で大丈夫です。
- 定植できるまで苗が育ったら株間を10から12㎝に植えます。
- 植える時の深さは2~3㎝にまっすぐ植えます。
- その時葉の分かれ目は地表に出すようにして下さい。
玉ねぎの栽培では追肥も重要です。
玉ねぎの芽が生えそろったら2週間に一度プランターの脇に沿って化成肥料をあげましょう。
追肥は3月上旬まで行い、それ以降は追肥はしないで下さい。
玉ねぎが腐りやすくなってしまう為です。
玉ねぎは乾燥に弱い野菜です。
プランターの表面が乾いたら底から水が流れ出るくらい水やりを行いましょう。
玉ねぎの葉が育ち、7割くらいの葉が倒れたら収穫のサインです。
まだ葉の色が緑色の内に収穫するようにしましょう。
ベランダのプランターで
玉ねぎも育ってきましたw pic.twitter.com/5XcAeChjtA— teruteru (@plum_teru) 2016年5月12日
まとめ
玉ねぎは根が浅いので畑がなくても十分育てることが可能です。
家庭で育てるのに最適の野菜とも言えるでしょう。
自分で育てた野菜を取れたてで食べるのは本当においしいです。
是非、玉ねぎの栽培に挑戦してみて下さい。
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