かぼちゃは人工授粉されることが多いですよね。
なんでも、雌雄別花だと受粉することが確実にはできないのだとか。
そんなかぼちゃの花粉について、形や寿命など、詳しくご紹介していこうと思います。
かぼちゃは雌雄別花
かぼちゃは雄花と雌花に分かれています。
雌花は花の根元が丸く膨らんでいるので、よく見ると判別することができます。
雄花にはおしべ、雌花にはめしべしかないので、自家受粉ができないのがかぼちゃの特徴の1つでもあります。
気温が低い、雨が降っているといった理由で、虫が花粉を運んでくれないことも多々あるようです。
ですので、自然に受粉するのは少し難しいと言われているのです。
かぼちゃの花粉
かぼちゃの花粉は、大きさ約100ミクロン(0.1mm)程度だと言われています。
花粉の中では比較的大きな方だと言えますよね。
表面はとげのようになっていて、虫の体などにつきやすくなっています。
花粉の寿命
かぼちゃの花粉は、寿命が非常に短いと言われています。
なんとたったの数時間しかないのです。
このことが、自家受粉を難しくしているのかもしれません。
雄花も雌花も、基本的には開花した朝の数時間しか受粉できないとされているので、人工授粉も朝9時には終わらせておく必要があるようです。
そうすることで、その後の栽培の管理が容易になるのだとか。
家庭で栽培する際のコツ
家庭菜園の場合、雄花が咲いても雌花が咲かないことや、逆のパターンも良く起こります。
両方が同時に咲く確率はかなり低く、雨が降っていると花粉が流されてしまうこともあるようです。
ですので、かぼちゃのようなウリ科の野菜は、複数同時に栽培しておくと安心ですよ。
また、もし近所に農家などがある場合には、朝早く雄花をもらいに行くことも1つの手です。
品種が違っていても受粉は成立するとされているので、ちょっと助けを借りて、人工授粉するのもありですよね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
かぼちゃの花粉について、おわかり頂けたかと思います。
家庭菜園をする方も増え、かぼちゃにチャレンジしているかたも多くいます。
困ったときには、そういった菜園仲間に相談してみるのも良いかもしれませんよ。
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