オクラの表面には毛状突起と呼ばれる産毛のような細かい毛が生えていることがあります。
この産毛は鮮度が良いとトゲのように、手に刺さってしまうこともあるようです。
ヘタの部分を持つことで刺さるのを防ぐことが出来るほか、塩もみなどで産毛を取る方法が効果的とされています。
なぜ産毛が生えているのか、産毛の取り方はどうすればよいのかなど、オクラの産毛について調べてみました。
オクラの産毛は害虫対策?!
オクラや植物の表面にある毛状突起は、主に虫よけや空気中の水分を集める役割をもっているようです。
虫は産毛があると歩きづらくなり、産毛の少ないところに移動しようとします。
植物は種を持っている部位、もしくは全体を防御するために、細かい毛を全体に生やしていると言われています。
また、高山植物などは少ない水分を地上だけでなく、空中に含まれる水分を摂取するために、産毛を生やしていることもあるようです。
産毛の簡単な取り方は塩もみ?
オクラの産毛は、塩でこすると簡単に取る事が出来ます。
オクラに塩をまぶし、まな板の上でゴロゴロと転がすことで、産毛を綺麗にとり、また、茹で上がりも青々とした状態にすることができます。
塩が付いたまま鍋に入れて、およそ2分程度ゆで上げると食べることが出来ます。
塩もみする時には、ヘタの部分を持つと産毛が刺さることを防ぐことができると言われています。
塩もみする前に、先端の部分からヘタの部分に向かって指を滑らせてしまうと、産毛が刺さりやすいので注意が必要でしょう。
塩もみが出来ないほど、とげとげしい場合は、ビニール袋に入れて塩もみすると良いでしょう。
まとめ
産毛が刺さるほど固いのは、オクラの鮮度がとても良い状態と言われています。
スーパーなどで網に入ったオクラを触ってみて、産毛が少し指に刺さるくらいのオクラを選ぶと鮮度が良いと言えるでしょう。
オクラには食物繊維やビタミンなどを豊富に含んでいるとされ、疲労回復や夏バテ防止、整腸作用などの効果があると言われており、鮮度の良いオクラを美味しく食べて、元気な毎日を過ごしましょう。
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