日本における玉ねぎの生産地は、北海道、佐賀県、兵庫県とされています。
北海道は春まき栽培、佐賀県と兵庫県は秋まき栽培は主に行われているようです。
それぞれ気候も場所も違うのに、なぜ三大生産地と呼ばれるほど生産量が多いのか、それぞれの特色などと併せて調べてみました。
それぞれの産地の違い
まずはダントツの生産量と言われる北海道ですが、玉ねぎは寒冷地での栽培に向いているとされ、寒い土地ほど甘くやわらかい玉ねぎが育つと言われています。
なにより水と土地が豊富にあり、どちらもとても綺麗で玉ねぎと言わず、ほかの野菜でも品質の良い野菜を大量に栽培しております。
次に多いのが佐賀県で、その肥沃な大地と温暖な気候が、いろんな野菜の栽培に適していると言われており、佐賀県では早生、中生、晩生と様々な品種をリレー栽培し、長期間玉ねぎを出荷しているようです。
特に春に出荷する玉ねぎは辛味が少なく、甘みが強いと言われ、サラダなどで親しまれているようです。
最後に兵庫県ですが、兵庫県というよりも淡路島と言ったほうがよいでしょう。
淡路島の玉ねぎは全国的にも有名なブランドであり、日照時間の長さと温暖な気候で、とても甘い果物のような淡路島玉ねぎは、全国から注文が来るほど大人気の野菜となっているようです。
世界で有名な産地はどこ?
まず、玉ねぎの歴史は西アジアから始まったといわれ、紀元前から栽培されているという記録が残っているようです。
その後、エジプト、ヨーロッパ各地、アメリカと広がっていき、様々な品種が出来上がったとされています。
世界で玉ねぎの収穫量が多いのは、やはり中国でしょう。
その広大な土地、肥沃な大地が玉ねぎの栽培に適しているようです。
美味しい玉ねぎはヨーロッパ方面の品種でしょう。
ヨーロッパは、東西で味が全く異なると言われ、東ヨーロッパでは辛味の強い品種、西ヨーロッパでは甘みの強い品種が多く存在しているようです。
これは肉料理にあう品種や、魚や煮込み料理などにあう品種など、その土地のメイン料理に合わせた品種が好まれる為だと言われています。
輸入の玉ねぎ、中国産です。買い手、すぐに決まってました pic.twitter.com/3ukCHhrH
— 北海道卸売通情報 (@hokkaido_sijo) 2012年3月11日
まとめ
玉ねぎは世界中で、はるか昔から栽培され、滋養強壮に良いと言われている野菜のひとつです。
産地によって様々な味わいや食感の違いがありますので、いろいろと食べ比べてみるのも面白いかもしれません。
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