玉ねぎの種類で、中生や晩生種などの言葉を聞いたことは無いでしょうか。
これらは早晩性と呼ばれ、玉ねぎの栽培期間を基準とした性質を表す言葉で、早生(わせ)、中生(ちゅうせい)、晩生(ばんせい)に大きく分けられているようです。
玉ねぎの早晩性はどういった特徴と種類がある?
玉ねぎの早晩性には、下記のような種類と特徴があります。
早生(わせ)
種まきから収穫までの生育期間が短い品種を早生と呼んでいるようです。
晩生種と比べて実が小さく、収穫量も少ないとされていますが、甘みが強く、辛味が少ないのが特徴の玉ねぎです。
よく「新玉ねぎ」として売られている、白い玉ねぎが早生の代表的な種類だと言えるでしょう。
収穫は5月上旬ごろの品種が多いようです。
晩生(ばんせい)
種まきから収穫までの生育期間が長い品種を晩生と呼んでいるようです。
早生種と比べて実が大きく、収穫量も多い種類のものが多いようです。
味は一般的に知られている、辛味も甘みもある、いわゆる普通の玉ねぎです。
貯蔵性が良く、8か月以上保存できると言われています。
しかし、とう立ちを起こしやすいと言われているので、栽培には注意が必要でしょう。
大体6月ごろの収穫が多いようです。
中生(ちゅうせい)
種まきから収穫までの育成期間が、早生と晩生の中間の品種を中生と呼んでいるようです。
大抵の場合、中晩生として晩生品種と一緒にされることが多いようです。
中生と呼ばれる種類の収穫は5月~6月の間が多いようです。
早晩生は結局どれを選べばよいの?
もし迷ってしまうようであれば、中生または中晩生とされている品種を選ぶのがよいでしょう。
早生は収穫が早く、栽培初心者向きと言われることもありますが、病気や貯蔵性が悪いため、管理が難しい一面も持っていることを考えると、中晩生が良いと言えるでしょう。
まとめ
早晩性はさらに細かく分類があるようです。
早生よりもっと早い極早生(ごくわせ)と呼ばれる種類もあり、収穫は4月ごろとされています。
極早生品種を選び、5月からは別の野菜を育てたりする方もいらっしゃるようです。
育成期間や収穫時期だけでなく、それぞれの特徴もあるようなので、自身の菜園方法に合わせた早晩性を選ぶと良いでしょう。
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