サラダやマリネなどに使われる甘みの強い玉ねぎ、辛味の強い玉ねぎなどありますが、その見分け方をご存知でしょうか。
もちろん品種による違いもありますが、同じ品種でも収穫や出荷方法で大きく辛味が異なってくると言われています。
その見分け方、また辛味を抑える方法をまとめてみましたのでご覧ください。
辛味の成分は?
玉ねぎの辛さは、硫化アリルという成分が原因だと言われています。
この硫化アリルには疲労回復や除菌効果、血糖値を下げるといった効果があり、最近では大腸がんなどにも効果があると言われています。
この硫化アリルが、あの玉ねぎの独特の臭いや辛味の成分だと言われています。
健康だとはわかっていても、臭いや辛味が苦手という方が多く、最近では品種改良によって、成分がそのままでも甘みを強くすることで、辛味を抑えた品種などもあるようです。
見た目で見分ける?
硫化アリルは、収穫後の玉ねぎを一定期間保存することで増える、と言われています。
自然乾燥すると、玉ねぎの皮が茶色に変色し固く、カサカサな状態になり、長期保存が出来るようです。
スーパーなどでよく見かけるのはこの自然乾燥させて、外皮が茶色になった状態の玉ねぎでしょう。
一方で自然乾燥させず、収穫直後の状態で売りに出された玉ねぎがあり、一般的に「新玉ねぎ」という呼ばれ方でスーパーなどに並んでいるようです。
この新玉ねぎの状態は、辛味が少なくサラダやマリネなどに向いていると言われています。
新玉ねぎは乾燥という工程を踏んでいないので、外皮が白くしっとりした状態となっており、甘い玉ねぎがほしい場合はこの新玉ねぎを選ぶとよいでしょう。
辛味を抑える方法とは?
辛味の成分である硫化アリルは、水に溶けやすく、また加熱することでも分解されてしまうと言われてます。
新玉ねぎでも辛味を感じてしまうような場合には、スライスした後、水にさらして冷蔵庫に数時間おくと辛味が少なくなるでしょう。
また、加熱処理してあげることで辛味が抑えられ、また甘みも強くでるため、辛味が気になる方は、新玉ねぎを加熱処理して食べる方法を試してみても良いでしょう。
まとめ
新玉ねぎは春ごろに多く出回ると言われています。
また少し小ぶりでサラダなどに使うにはちょうど良いサイズと言えます。
生食で食べると栄養を壊すことなく吸収することが期待できるためお勧めです。
アンチエイジング効果や疲労回復などがあると言われていますので、新玉ねぎを見かけた際には、ぜひサラダなどの生食も検討してみてはいかがでしょうか。
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