今はスーパーなどでは年中みかけるアスパラガスですが、旬は春先から秋くらいまでです。
鮮やかな緑が食卓に彩りを加えますし、お弁当のアクセントにも便利ですね。
新鮮なうちに食べるのが一番ですが、少しでも新鮮さを保ちながら保存して楽しみたいものです。
長持ちさせるためにはどのように保存するのがいいのでしょう?
ここではグリーンアスパラガスの気になる栄養素のこともふまえながらご紹介します。
アスパラガスは栄養豊富な野菜!
アスパラガスが栄養価の高い野菜のひとつで、水分含有量も90%以上と高く、みずみずしさも特徴です。
主な栄養素は、ビタミンB1,B2,C,K,E、ベータカロテン,カリウム,葉酸などで、食物繊維も豊富ですが、中でも特徴的な栄養素がアスパラギン酸とルチンというものです。
アスパラギン酸
アミノ酸の一種で、新陳代謝を促し、疲労回復などの効能に加え美肌効果もあるそうで、女性には特にうれしいものですね。
ルチン
血管の機能を改善し、高血圧や動脈硬化の予防に効果があると言われていますので、生活習慣病対策にも一役かってくれそうですね。
保存の仕方は?
コップに水を入れて立てておくだけでも数日は大丈夫ですが、水がすぐにごるので、まめに取替えが必要です。
アスパラガスの保存温度の適温は2.5℃ということですので、乾燥に気をつけながらの冷蔵保存か冷凍保存が好ましいでしょう。
冷蔵保存の場合
保存期間は2~3日程度。
ポリ袋やジップロックに入れて立てたまま保存します。
この時に、湿らせたキッチンペーパーなどを切り口の部分に当てておくと乾燥をある程度防ぐことができます。
立てたままがいいのは、アスパラガスは上向きに伸びようとする性質があるため、横にすると穂先が曲がってしまうことがあるからだそうです。
冷凍保存の場合
1ヶ月を目安に消費します。
あらかじめ皮をむくなど下ごしらえして硬めに茹で、ジップロックなどに入れて保存します。
茹ですぎるとせっかくの食感が損なわれてしまいますのでご注意を。
また、無理に解凍しようとすると水っぽくなってしまうので、凍ったままの加熱調理をオススメします。
また、アスパラガスに含まれる主な栄養素は、茹でても流出しにくい特徴があるようです。
冷凍保存野菜もうまく活用してきたいですね。
まとめ
アスパラガスのアスパラギン酸は栄養ドリンクのような名前ですが、まさに疲労回復効果のある食材だったのですね。
豊富な栄養素を逃さず摂取するためにも、冷凍で長期保存もいいですが、なるべく新鮮なうちにおいしくいただきたいものです。
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