アスパラガスの栽培で大事なのは、しっかりした豊かな土壌だと言われます。
多年生で一度植え付けると何年も発芽してくるので、植え付けをしてから１０年近くの長い間栽培することができます。
長く楽しむためにも、適切な土作りや追肥を行いたいものですね。
ここでは、アスパラの栽培に適した肥料の種類や与えるタイミングについてご紹介します。
アスパラガス栽培に適した肥料は？
アスパラガスは定期的で十分な肥料を必要とします。
種から育てる場合、一年目は苗が伸びるだけで収穫できないので、すぐに植えられる苗を購入して植え付けする方法が手軽で初心者向きと言えます。
化成肥料と有機肥料（鶏糞や堆肥）いずれも使えますが、化成肥料だと身が固くなると言われているようです。
肥料を与える際の注意点は？タイミングや量について
まずは植え付けの際に土質を整えるために石灰質肥料(カキガラ)などを混ぜ込みます。
酸性を極端に嫌う性質があるため、中和させてPHを6.7～7くらいに安定させる準備として、一ヶ月前から土作りをしておくことが大切なのです。
植え付け時にもまんべんなく肥料を与え、その後定期的に追肥を行っていく流れになるので、ポイントを押さえた観察とスケジュール管理が必要なのですね。
肥料を与えるタイミングは？適量はあるの？
アスパラガスは根を伸ばしぐんぐん養分を吸いあげます。
そのため、土もあっという間にやせていくと言われていますので、収穫後と芽出しの時期にはしっかりと肥料を与えます。
具体的に言うと、毎年３回の追肥を行っていくことになります。
１回目は春先の収穫後、夏の新芽が出る前に２回目の肥料、そして冬の時期に春の芽出しを促進するため３回目の肥料を与えるというのが一般的なようです。
一株に対して１０ｇ程度の肥料を与えるとされていますので、カレンダーに肥料の時期を記しておくと便利ですね。
まとめ
アスパラガスの株は１０年近く長持ちして私たちを楽しませてくれます。
葉物野菜とは違った魅力がありますね。
栽培のカギは肥料と土質と言っても過言ではないようですので、毎年の恒例行事としての肥料やりをきちんと行っていきたいものです。
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