家庭菜園などで人参を育ている方、また、これからチャレンジしようとしている方、人参は発芽するまでが難しいようですが、発芽をしてからも重要な作業が待っています。
それは間引きという作業で、間引きは人参の成長や収穫量に影響する作業のようです。
どのような時期、手順で行うべきなのでしょうか。
人参の間引きの方法や時期
人参は発芽してから大体3回ほどの間引きが必要とされています。
間引きとは密集している株を一部だけ残して成長の遅い株や害虫や病気の被害を受けている株を抜いてしまう作業です。
間引きをしないと土からの栄養が分散してしまい、人参があまり成長が出来なくなってしまう事もあるようです。
1回目の間引きの時期は発芽し揃い、双葉が開いた頃に行います。
双葉が開いたら約2㎝の間隔になるように間引きを行います。
2回目の間引きは、本葉が3〜4枚になってきた時期に行います。
この時期の間引きは最終的に残す株に目星をつけながら、株同士が3〜4㎝程度になるように間引きを行います。
3回目の時期は本葉が5〜6枚の頃に行い、株同士の間隔が10㎝程度になるように行います。
3回目の間引きの時には間引いた株の中に小さな人参ができている場合もあり、この人参は食べることが出来るそうなのでそのまま収穫してしまっても良いようです。
成長してからの人参は植え替えが必要？
植物の栽培では育つ根のタイプによっては根詰まりしてしまう可能性があるので、より大きなプランターなどに植え替える必要があります。
しかし、人参の根は直根性という一直線に下へ根を伸ばして育つタイプで根が細かく、絡み合ってしまう危険性はない為、このタイプの植物は根詰まりの心配もなく植え替える必要性は無いようです。
むしろ、植え替えを行うことで根に傷がつき、そこから根が腐ったり病気になってしまう事もあるので植え替えは行わない方が望ましいようです。
まとめ
せっかく発芽した人参も間引きのタイミングを間違えると成長が遅くなりダメになってしまう可能性があるようです。
よく間引きのタイミングを確認し、より大きな人参をたくさん収穫ができるように注意をしておきたいですね。
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