キャベツや人参、ナスといった野菜は世の中にいっぱい有りますが、野菜の中でも何故か甘い食べ物のひとつである人参。
特に火を通すとより甘さが際立ちます。
なぜ人参は甘いのでしょうか。
甘さの理由はやっぱり糖分?
人参のイメージは大根の仲間のイメージを持たれる事が多いですが、実はパセリやセロリと同じセリ科に属する植物です。
パセリやセロリなどは葉っぱの部分を食べている訳ですが、人参は根っこの部分を主に食べています。
人参には炭水化物が多く含まれており、この炭水化物の構成成分のひとつとされる糖質がやはり、甘さの原因です。
糖質は炭水化物から食物繊維を除いたものとされているので、炭水化物が多く含まれているということはそれだけ人参の糖質が多く、甘いということになります。
また、人参にはショ糖という成分が含まれているとされ、ショ糖はスクロース呼ばれる物質で、砂糖の主な成分とされているものです。
ショ糖と一口に言ってもイメージしづらいと思いますが、ショ糖はブドウ糖と果糖で構成されていると言われています。
果糖は一度熱した後に温度が下がると甘さが増すという性質があるので、加熱した人参が冷めるとより甘く感じるのは果糖のこの性質が影響している為です。
果糖はブドウ糖よりも甘さを感じる成分で、人参はこの果糖の割合がブドウ糖よりも多いとされているのでより甘さが強く感じるようです。
人参の品種によっても果糖の割合がより大きい品種もあるので、同じ人参でも品種によって甘さが違うのはこの為です。
まとめ
人参が甘い理由はその成分そのものが甘くなる要素だったというわけですね。
人参はその成分上、糖質を含んでいるという事はダイエット中の人は人参の食べ過ぎには注意した方がいいのかもしれません。
とはいえ、人参の栄養にはアンチエイジングなどの美容面効果でのが期待されていたり、風邪の予防をはじめとした健康面での効果も期待されている野菜ですので適度には食べて置きたい野菜です。
糖質自体も身体のエネルギー源になると言われていますので、適切な量を積極てきに食べるようにしたいですね。
一日一本程度なら、食べ過ぎにはならず、むしろお肌の健康に良い効果があるといった意見もありますので、参考にしてみると良いかもしれません。
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