もやしは今では、食卓のお助け食材として親しまれていますが、かつては食材というよりも薬としての役割を果たしていたようです。
今回は、もやしの効能と薬膳料理についてレポートしてみましょう。
もやしは薬として使われていた
もやしは古くは平安時代から食されていたともいわれています。
その、証拠に平安時代の薬辞書「本草和名」や、江戸時代の「和漢三才図会」にはもやしが漢方的な使われ方をしていたことが記されています。
「和漢三才図会」では、黒豆もやしは痺れやひざの痛み、筋肉痛などに効果があるように記されています。
もやしの種類
もやしは、豆や大豆、米、麦、食物の豆を発芽させてつくられています。
その中でも、一般的に多くしているのは、緑豆のもやし、大豆のもやし、黒豆のもやし(ブラックマッペ)です。
これらの、3種類のもやしはそれぞれ違った特徴や栄養素を持っています。
もやしの種類別薬膳の効能
もやしは、美味しく低価格の食べ物として定着する一方で、もやしの持つ本来の栄養素をもとに薬膳としても使われています。
もやしは種類によって薬膳の効能が違ってきます。
緑豆もやし
小さな薄い緑色の緑豆もやし。
スーパーなどで最も良く見かけるもやしですよね。
茎は白く長いもやしで、緑豆は癖のない香りや食感です。
効能は、漢方的には漢方では、解熱や解毒、利尿の効果が期待できる食材といわれ古くから食されてきました。
昔から、体の熱を冷ますのに優れているとのことで、緑豆もやしを煎じて飲まれていたようです。
また、利尿効果を高めるのことにも優れているとのことです。
大豆もやし
大豆もやしは、大きな豆と太い茎がクセになる食感のもやしです。
こちらも、利尿効果や解毒に良いといわれており、むくみを解消する効果が期待されています。
また、胃腸の不調を整える効能があるといわれているため、二日酔いなどの時に食すると良いかもしれません。
ブラックマッペ
黒豆もやしともいわれているブラックマッペ。
ブラックマッペはコレステロールを下げるのに優れたもやしだともいわれています。
毎日少しずつ食べてコレステロールを整えられたらいいですよね。
もやしの薬膳料理
もやしの薬膳料理はたくさんあります。
- もやしのスープ
- もやしのナムル
- もやしの和え物
- もやし炒め
- もやしの煮びたし
などなど。
本格的な薬膳料理から、薬膳を取り入れたレシピまで数多くあるもやし料理ですが、もやしの効能を活かした薬膳料理を取り入れたら良いかもしれませんね。
台湾産豆腐干絲でもやしときゅうりの和え物
今月の家庭薬膳は台湾薬膳
豆腐干絲も作ります食感が変わっていてハマりますよhttps://t.co/n7Go01MzTa#薬膳料理教室サロンドママン #豆腐干絲#台湾料理#むくみ対策 #薬膳料理 pic.twitter.com/NGr1UtTdXR
— 薬膳料理研究家谷口ももよ (@yakuzen_maman) 2017年6月16日
まとめ
もやしの薬膳料理の効能は、もやしの種類によって違ってきます。
解毒、解熱効果、利尿効果、コレステロールを下げる効果などもやしの薬膳料理を取り入れることで、体が少しずつ変わっていくよう続けることが大切でしょうね。
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