ホームセンターなどに行くと接ぎ木苗と自根苗がって、値段も違いどっちが良いか迷いますよね。
きゅうり接ぎ木の方法、目的、メリット、デメリットをよく知っていると、きゅうりの栽培が上手く育てられるのをご存知ですか?
接ぎ木に関してまとめてみました。
接ぎ木
植物は2本の枝が隣接していると互いに癒着して1本の枝になります。
この性質を利用して人為的に枝をつなぐ方法を接ぎ木といいます。
それは、2個以上の植物を人為的に作った切断面が活着して一つの個体になることをいいます。
台木
接ぎ木される根のある方の木を言います。
それは、物の台にする木です。
穂木
接ぎ木するとき、上部にする植物を穂木といいます。
早く言えば挿し木です。
方法
切れ味の良い刃物をよく消毒してから、台木は茎を上から下へ半分きり下げて、穂木は下から上へ半分切り上げて台木と穂木をつなぎ合わせます。
そして、接ぎ木用テープで固定してます。
接ぎ木のポイントは、形成層同士を密着させることです。
台木と穂木の相性(親和性)も大事です。
そうすることで、枝と枝が活着し一つの枝になります。
一週間ほどで活着したら穂木の下部分を切り取ります。
接ぎ木した苗は直射日光をさけるように、明るい日陰に置きましょう。
目的
連作障害を防ぐためです。
連作障害とは
毎年、同じ場所に同じ野菜を栽培すること連作と言います。
その野菜に病原菌や有害線虫(ネマトーダ)が多くなったり、土壌の中の養分が不足したりして野菜の生育が悪くなることを連作障害といいます。
メリット
連作障害による病原菌や有害線虫(ネマトーダ)に強くなり元気に育ちます。
花つきがいいという性質も台木から受け継ぐので実つきもよくなり、安定した収穫がのぞめます。
低温などの外部環境の変化にも強くなります。
デメリット
接ぎ木を作るのに手間ががかかりますし、熟練をようするので難しいです。
まとめ
接ぎ木は自分でも作れますが、個人的に作るのは難しいのでホームセンターなどで買った方が早いと思います。
でも、値段が自根苗の2倍から3倍します。
しかし、誰が接ぎ木を作ったのかと感心しますね。
接ぎ木は先人の知恵なのでそれを楽しむのもいいかもしれませんね。
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