アスパラガスに観賞用があるのを知っていますか?
食用アスパラガスと何が違うのでしょう。
もともと違う種類のものなの?
観賞用は食べてはいけないの?
など疑問点がたくさんありますよね。
そこで、食用と観賞用の違いについて調べてみました。
アスパラガスの歴史
今では、アスパラガスといえば食用のグリーンアスパラガスがまず浮かぶのではないでしょうか?
しかし、最初に日本に持ち込まれたのは、オランダからの観賞用のアスパラガスなのだそうです。
一方、食用アスパラガスの栽培は大正時代から始まりましたが、そのころは主に欧米に輸出する缶詰用にホワイトアスパラガスを栽培していたようです。
観賞用アスパラガスが先だったなんて意外ですね。
食用と観賞用の違い
食用と観賞用ともキジカクシ科クサスギカズラ属に属しています。
もとは同じ仲間なんですね。
学名はAsparagus仮名読みでアスパラガスです。
学名が通称になっているそうです。
食用とされるのはオランダキジカクシと呼ばれるアスパラガスの発芽直後の新芽(若芽)の部分です。
成長すると葉のように見える細い茎が、雉が隠れるくらい生い茂ることからキジカクシの名がついたそうです。
食用のものも成長させれば観賞用にもなります。
白い可愛い花が咲きますので、機会があったら育て見るのもいいですね。
オランダキジカクシ以外の種類は食用には向いていないそうです。
ちなみに、スーパーなどでたまに見かけるアスパラ・ソバージュは同じユリ科の植物ですが、アスパラガス属ではないそうです。
こちらのほうが、外見は似ているのに別のものなんですね。
観賞用アスパラガスの種類
- プルモーサス・ナナス
- アスパラガス・スプレンゲリー
- アスパラガス・メイリー
- アスパラガス・スマイラックス
などがよく見られる品種です。
緑のほうきのようなナナスはよく売られていますね。
見かけたことのある方も多いのではないでしょうか?
スマイラックス以外はとげがあるそうですので、栽培を考えている方は気をつけましょう。
スマイラックスは蔓性で丸い可愛い葉っぱをつけ、色も鮮やかなグリーンです。
とげがないのでフラワーアレンジメントによく使用されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
食用も観賞用も同じアスパラガスの仲間だということがわかりました。
どちらもきちんと育てれば、そんなに難しい植物ではないようです。
挑戦してみてはいかがでしょうか?
check①☞野菜についた農薬をすばやく落とす!鮮度もサポートしてくる〇〇が話題!?check②☞安心で安全!オーガニック有機野菜が買える今話題の宅配野菜ランキングはこちら➹
今のあなたにおすすめの記事