にんじんの皮むきをするとき、ピーラーを使うのが最も手軽な方法です。
しかし、包丁の技術を磨きたい方や、洗い物を一つでも減らしたい方にとっては、包丁一本で皮むきができるようになったら嬉しいですよね。
ピーラーを使うよりも注意することが多いのですが、覚えてしまえば簡単です。
ぜひ実践してみましょう。
先に包丁を研いでおく
にんじんの皮をむく前に確認してほしいことがあります。
それは包丁の切れ味です。
切れ味の落ちた包丁で皮むきを行うと引っかかってつい力が入ってしまい、刃が思わぬ方向に飛んでケガをする恐れがあるので、必ず研いでおきましょう。
せっかくなので研石を使いたいところですが、刃の角度を一定に保って動かすなど、それなりに技術が必要です。
また、世に出回っている包丁の多くはステンレス製です。
錆には強いのですが刃が硬いため、研ぐのに時間がかかります。
不安な方は研ぎ屋さんに頼むか、シャープナーで研ぎましょう。
後者の場合、刃を溝に差し込んで前後させるタイプの物が扱いが簡単です。
しかし、鋭い刃をつけることは難しいので、ゆくゆくは砥石で研げるようにしたいですね。
にんじんの皮を包丁でむく手順
では本格的な手順を説明していきましょう。
- にんじんの頭と先を切り落とします。
- にんじんを手に持ち、頭に刃を斜めに入れ、リンゴの皮をむく要領でにんじんをクルクルと回して皮をむきます。一周だけでOKです。同じ方法で先の皮もむきます。
- にんじんをまな板の上に横向きで乗せ、包丁をにんじんの上に寝かせて横に動かし、少しずつ削ぐように皮をむいていきます。全ての面がむけたら完了です。
注意点として、包丁を持つ手には力を入れないようにして下さい。
力を入れないとむけない場合、ちゃんと研げていない可能性が高いです。
手先の器用さが試されますが、上達すれば薄く、きれいに仕上げることができますよ。
切れ味の良い包丁はピーラーよりむきやすい
包丁でにんじんの皮むきをする場合、ピーラーよりも手間がかかりますが、慣れてしまえば割とスピーディーです。
そしてピーラーは基本的に研げないのでやがて切れ味が落ちていってしまいますが、包丁は定期的に研ぐことによってシャープな切れ味を維持してくれるので、皮をむく際に引っかかりがなくスムーズにむくことができます。
また、包丁はピーラーよりも洗いやすい形状をしているので、衛生的にもGOODです。
まとめ
包丁で皮むきをするコツは、よく切れる包丁を使うことです。
そのためには研ぎ方を覚えたりと、やや面倒な側面もありますが、これを機にちょっと奮発して良い包丁を買ってみてはいかがでしょうか?
自分が気に入った包丁であればメンテナンスも料理も楽しくなりますよ。
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