キャベツの種は普段目にすることはないと思います。

果たして種はどこにあるのか、スーパーで購入したキャベツでは見る機会はありません。

キャベツはよく見かける玉の状態で、更に収穫しないでおくと、真ん中から茎が伸びて、花をつけます。

花が咲き、鞘になります。

鞘の段階でしばらく置いて、乾燥させると、黒い種が採れます。

キャベツの芯は茎だったのですね。

身近な野菜でもスーパーで簡単に手に入るので種や花のことを考える機会が案外ないものです。

キャベツ種 どこ採取方法

キャベツは種で蒔く場合と苗から育てる場合

種から蒔くと、発芽してすぐに虫に食べられてしまったり、病気の心配があります。

慣れないうちは苗から育てたほうがうまくいきます。

種はポットに三粒ずつ蒔いて、本葉2枚の頃に間引きして一本立ちにします。

植え付けは2週間まえまでに畑を耕して肥料をいれておきます。

30cmの間隔を空けて苗を植えます。

隣の葉と触れ合う位育ってきたら、化学肥料を撒きます。

更に育ち、結球が始まったら両端の畝に肥料を足します。

球が大きく育って上から押してぶかぶかしなくなっら収穫します。

下の葉を2、3枚のこして芯から切り取ります。

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キャベツの種を取る

切り取った株をそのまま残しておくか、育ち過ぎて収穫出来なかった株を残しておくと、中心から脇芽ができて、花が咲き、鞘を付けます。

立ち枯れさせ乾燥させれば鞘のなかに黒い種がぎっしり入っています。

ただ難点があります。

キャベツを自然授粉すると、取れた種はキャベツじゃないことが多々あります。

キャベツのようなアブラナ科の植物取れた交配してしまいます。

まとめ

山に行けば野生動物がいて、日々口にする野菜は畑で取れる。

海にはアジやサバなど食卓にのぼる魚が泳いでいる。

スーパーで肉や魚や野菜はきれいにパックされて並んでいます。

まるで、衛生管理された工場で生産されているみたいです。

無意識のうちに、食料として口に運んでいただけだったことに気がつき愕然としませんか?

キャベツの種がどこにあるか、知らなかったと気がつくことで、改めて日々の生活を見つめなおすきっかけになるといいですね。

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