山芋の皮って剥きますが、栄養はあるのでしょうか?

また、皮を剥くと変色するのを防ぐ方法はあるのでしょうか?

調べてみました。

山芋 皮 栄養 変色 剥き方

山芋とは?

山芋はヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性の根菜で、ヤマノイモ種の自然薯、ナガイモ種の長芋、ツクネイモ種の大和芋などがあります。

山芋はそういったヤマノイモ属の芋を総称して「ヤマイモ」と呼んでいます。

すりおろすとネバネバがあり、独特の味わいで風味が良く、とろろとして食べたりします。

山芋(自然薯)も長芋も栄養価に大きな違いはなく、どれも体内の水分バランスを整えるカリウムや、胃粘膜を守る粘り成分が含んでいると言われおります。

特徴的なのは山芋には粘りが強く甘みがあるのに対し、長芋は水分が多く、粘りが少なめで淡白な味わいです。

生で食べることができるのも一つの特徴で、消化酵素であるジアスターゼを含んでいて、デンプンの一部が分解されるため、生で食べても胃にもたれないという性質を持っていると言われています。

山芋の皮って剥くの?

山芋は、皮の部分にアクが多く、そのため皮を剥いてしまうことが多いのですが、皮には食物繊維があり、栄養成分があると言われているため、出来れば皮ごと食べるのがおすすめです。

ヒゲ根がついているので、その部分はコンロなどで焼きとってヒゲだけ取り、すりおろすと栄養価はかなり高くなるそうです。

アク抜きをする場合には、水1カップに対し、酢を大さじ2くらいで薄めると良いでしょう。10分ほどつけることでアク抜きができます。

すりおろす時の手のかゆみを抑えるのにも役に立ちますので便利です。

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長芋の皮を剥いたら変色した!

長芋の皮を剥いたら、色が赤黒くなったことはありませんか?

これは長芋に含まれているポリフェノールの変色が原因で起こるそうです。

ポリフェノールオイシターゼという酵素によって、空気に触れ酸化してしまい、変色するとされています。

臭いなどに問題がなければ食べても問題はありません。

変色を防ぐには?

切ったものは酢水につけたり、すりおろした長芋には2~3滴の酢を入れると変色を抑えることができます。

また、金属のすりおろし器も酸化をすすめる原因となりますので、プラスチック製のすりおろし器や陶器のすり鉢などですりおろすと良いでしょう。

変色してしまった場合で、見た目が気になる時は、お好み焼きなどに入れたり、卵と出汁を入れてオーブンで焼いたりするなどすると気にならず食べることができます。

まとめ

山芋の皮に栄養があるのはわかりましたが、やはりアクが気になりますので、アク抜きをしてから食べたいですね。

変色を防ぐには酢が良いということなので、酢水につけてから山芋をすりおろすようにしたいです。

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