山芋は収穫が難しそうという印象がないでしょうか?

細長かったり横に広がっていたり、土の中ではその形状が把握しきれないので、つい途中で傷つけたり折ってしまったりということもありそうです。

ここでは、山芋の収穫時期と収穫時に使う道具などについてご紹介します。

山芋 掘る 時期  道具

山芋の収穫時期はどの時期?

山芋の収穫時期は晩秋から冬にかけてというのが一般的なようです。

天然の自然薯の場合、冬が近づいてつるが落ちてしまうと根のありかがわからなくなってしまいますので、10月中旬から11月中旬くらいまでに掘るのがいいといわれます。

その際には、長手の先細スコップやシャベルを持参するといいでしょう。

また、山中で土の中を探すので、懐中電灯があると便利ですね。

大きな自然薯を掘り当てるコツはつるの太さで、4mm以上あれば5年もの以上の大きなものが掘り出せる可能性が高いそうです。

自家栽培の自然薯の収穫は?

自家栽培の自然薯の収穫も同じ考えでいいのですが、種芋を植え付けた年は収穫せず、2年目の秋に葉が紅葉してつるが枯れる頃から冬の間が食べ頃になると考えて下さい。

つるが茂っている間は地下でも成長が進んでいますので、10月下旬以降に試し掘りをしてみてから、本格的に収穫に入るというのがおいしい自然薯を収穫するポイントなのですね。

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長芋は年に2回収穫できる?

スーパーなどに年中出回っている長芋も、収穫に適している時期は旬といわれる晩秋なのですが、青森県南部などは年に2回収穫を行うそうです。

本来の収穫期は11月下旬以降ですが、すべて掘り出さず土中で熟成させて春に収穫する方法をとっています。

温暖な気候の地域では冬でも地中の温度が高くて長いもの追熟ができず、土地が凍るほど寒い地域でも熟成が進まないため、特定の地域のみで可能な収穫形態といえます。

1~2℃の地中で長芋が休眠状態に入るため、春に掘る山芋の特徴は、風味やねばりが凝縮された味わいになるそうです。

一方秋に掘り出す長芋は皮が薄くて水分が多くアクもほぼないのが特徴です。

シャキシャキとした食感を楽しめるのは、この時期の長芋ならではなのですね。

まとめ

山芋の収穫にはちょっとしたコツが必要なようですね。

普通のスコップなどではどうしても芋を傷つけてしまいがちですので、専用の道具で掘り進めて最終的には手掘りをするのが一番いいのかもしれません。

その分掘り上げた時の喜びは大きいでしょうし、自分で掘った山芋を食べるなんてちょっと贅沢な気分になれますね。

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