玉ねぎを栽培していて収穫する前に花が咲いてしまった経験のある方も多いと思います。
玉ねぎの花が咲いてしまった場合、花はそのままで良いのでしょうか?
玉ねぎの収穫する時期は花が咲くことと関係があるのでしょうか?
そこで、玉ねぎの花が咲いてしまう原因と玉ねぎの適切な収穫時期と収穫方法について説明していきます。
玉ねぎの花が咲く原因
玉ねぎを育てていると花の蕾が上がってくることがあります。
これを「トウ立ち」と言います。
蕾ができ花が咲くと、球が大きくならず、硬い部分が出来てしまいます。
玉ねぎがトウ立ちするのにはいくつか原因があります。
玉ねぎを苗から育てた場合、その苗が大きすぎるとトウ立ちする確率が高くなります。
玉ねぎはある一定の大きさに育った状態で寒さに1,2ヶ月当たると花芽を分化させる性質があります。
このため、あまり大きな苗を植え付けると花芽分化の条件が揃うので注意が必要です。
植え付け時期が早いと苗が大きいのと同じような理由でトウ立ちしやすくなります。
また、種まきの時期が早いのも同じ理由でトウ立ちしやすくなります。
水、肥料不足もトウ立ちのしやすくなる原因の一つです。
もし、蕾が上がってきてしまったら、すぐに蕾を摘み取りましょう。トウ立ちしてしまうと、開花するために養分を使ってしまい、球の育ちがたいへん悪くなります。トウ立ちしてしまった玉ねぎは芯ができてしまいますが、固い部分を取り除けば十分食べることができます。
玉ねぎの収穫時期と収穫方法
玉ねぎの収穫時期が近付くと玉ねぎの葉が自然に倒れていきます。
玉ねぎの葉の倒伏が玉ねぎの収穫のサインなのです。
玉ねぎは3月のお彼岸が過ぎて気温が上昇してくると、根や葉の数が増えていきます。
葉の数を増やしながら球は肥大を続けていきます。
葉の数が増えなくなると、葉は空洞化していきます。
空洞化すると葉自体の重さを支え切れなくなり葉が倒伏していきます。
葉が倒伏してすぐ収穫すると玉ねぎがまだ小さいことがあります。
葉が倒伏して長時間収穫しないでいると、病気にかかったり腐ったりしてしまいます。
玉ねぎの収穫時期は葉が8割方倒伏してから1週間後と考えれば間違いありません。
玉ねぎの収穫は、しばらく晴天が続く日に行います。
葉を持って引き抜くと、簡単に収穫することができます。
収穫後は2,3日そのまま畑に置いて乾燥させます。
まとめ
玉ねぎの花の蕾ができてしまうと玉ねぎの成長にも影響が出ますので、早めに摘み取りましょう。
玉ねぎの葉が8割方倒伏してから1週間後を収穫時期の目安にして下さい。
収穫後は乾燥させることを忘れないようにして下さい。
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