野菜の種類は本当にたくさんありますが、その種類でもある程度分類によって分けられています。
玉ねぎは野菜の分類の中でもどこに属する野菜なのでしょうか。
野菜の分類についてご紹介します。
野菜の食用部位による分類
野菜の分類についてご存知ですか?
何となくの分類は聞いたことがあるけれど、はっきり分類として分けることができないという人が多いのではないでしょうか。
そこでまずは野菜の分類についてご紹介します。
食べる部分による分類
野菜は種類によって分類されているのですが、そのパターンは何パターンか存在します。
まず食べる部分によって分類されている分類パターンがあります。
そのパターンの分類では、根菜類、茎菜類、葉菜類、花菜類、果菜類、の5つに分けられます。
根菜類は根っこを食用部位とする野菜、地下もしくは地上の茎を食べる野菜が茎菜類、葉菜類は葉っぱを食べる野菜、花菜類は花の部分を食べる野菜、果菜類は未熟果や熟果を食べる野菜に分類されます。
玉ねぎの分類は
玉ねぎは分類の中でどこに入るのでしょうか。
玉ねぎは葉菜である、という意見と、茎菜であるという意見に分かれます。
意見は分かれていますが、基本的には茎菜に分類されています。
それではなぜ意見が分かれているのでしょうか。
普段私達が食べている玉ねぎというのは、玉ねぎが成長する過程で成長した葉っぱが玉の形になって鱗茎になり、その鱗茎の部分にあたります。
葉っぱが成長したものなので、葉菜であるという意見と茎菜であるという意見があるのです。
でも、葉っぱが成長したのであれば、葉菜ではないのか?と思いますよね。
玉ねぎを縦に切ると、芯が出てきます。
この芯が玉ねぎの茎になるので、普段私たちは茎を食べていることが分かります。
そこで玉ねぎは茎菜に分類されているのです。
食品による分類
食べられる部分での分類についてご紹介しましたが、野菜の分類は他にもあります。
食品としての分類の仕方があります。
緑黄色野菜と淡色野菜
食品としての分類として、緑黄色野菜、淡色野菜、イモ類の分類があります。
イモ類はその名の通り、イモに関する分類です。
ジャガイモやサツマイモが当てはまります。
そして緑黄色野菜と淡色野菜。
特に緑黄色野菜はよく聞く分類でしょう。
しかしこの緑黄色野菜という分類に分類される基準をご存知でしょうか。
緑色をしていれば緑黄色野菜に分類されるわけではありません。
緑黄色野菜の基準
緑黄色野菜に分類されるには100g当たりベータカロチンの含有量が600マイクログラム以上である必要があります。
見た目の色で分類されているわけではありません。
そのため、キャベツは緑黄色野菜ではなく、淡色野菜に分類されます。
玉ねぎも淡色野菜に分類されます。
100g当たりにベータカロチンが1マイクログラムしかないからです。
まとめ
野菜の分類の中でも、玉ねぎは茎菜類であることをご紹介しました。
普段何気なく玉ねぎを食べていましたが、葉っぱを食べているのか茎を食べているのか考えたこともありませんでした。
根っこを食べているのかとさえ思ったほどだったので、茎だったと知って驚きでした。
玉ねぎの知識を増やすためにも、野菜の分類も勉強しておきましょう。
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