スーパーでたまに見かける紫玉ねぎですが、普段の料理で通常の玉ねぎより積極的に紫玉ねぎを使う人はそう多くはないでしょう。
見た目は通常の玉ねぎとは違うけれど、それ以外に何が違うか分からず勇気が出なくて購入できなかったということはありませんか。
玉ねぎと紫玉ねぎの違いについて紹介します。
紫玉ねぎとは
見た目が紫色の紫玉ねぎ。
そもそもどういう玉ねぎなのでしょうか。
まずは紫玉ねぎについて勉強しましょう。
玉ねぎの品種
スーパーでよく購入する玉ねぎは、黄玉ねぎと言われます。
皮が茶色であることが特徴の玉ねぎです。
またその次によく購入されるのが白玉ねぎです。
その名の通り皮が白色でその皮が薄いのが特徴です。
また玉が大きくなる前に収穫された玉ねぎである葉玉ねぎがあります。
そして紫玉ねぎです。
その名の通り紫色をした玉ねぎです。
紫玉ねぎとはどんな玉ねぎでしょうか。
紫玉ねぎ
皮が紫色の玉ねぎで、別名レッドオニオン(赤玉ねぎ)とも言われます。
黄玉ねぎなどは辛みがありますが、この紫玉ねぎは辛みが少なく甘みもあり、生食にぴったりです。
見た目が紫色ということもあり、サラダに使うと彩りもよくシャキシャキとした食感がクセになる玉ねぎです。
焼いたり煮たりしてももちろん食べることができますが、あまりきれいではありません。
また色が溶けだしてしまい、他の野菜に色が移ってしまうので注意が必要です。
湘南レッドやアーリーレッド、くれないといった品種が有名です。
栄養に違いはあるのか
他の玉ねぎより辛みの少ない、色鮮やかな紫玉ねぎですが、栄養に違いはあるのでしょうか。
紫玉ねぎに多くある栄養素
玉ねぎと紫玉ねぎは品種は違えど、基本的な栄養素は同じです。
血液をサラサラにしてくれる硫化アリルや体に必要なエネルギーを作り出すビタミンB1など、体に良い効果をもたらす期待ができる栄養素が玉ねぎには含まれます。
この栄養素に加え、紫玉ねぎにはある栄養素が多く含まれます。
それはアントシアニンです。
アントシアニンはポリフェノールの一種で、紫玉ねぎの特徴である色鮮やかな紫色を作り出してくれる成分です。
このアントシアニンは、ブルーベリーやナスにも含まれており、目の疲れやガンに効くといわれています。
紫玉ねぎの美味しい食べ方
玉ねぎと栄養素で大きく違いのない紫玉ねぎですが、前述した通り、生食で食べるのがピッタリな野菜です。
そのためサラダが一番手ごろで調理しやすいですが、おススメする食べ方がマリネにする食べ方です。
調理の段階で酢を使うと、酸に反応してきれいな紫色になります。
そのためより色鮮やかになって綺麗に見えるのです。
体に良いと言われる栄養素である硫化リアルやビタミンB1は、水にさらすと溶けてなくなってしまうため、生食で食べると栄養も取り入れることができるのでおすすめです。
まとめ
紫玉ねぎの紫色はポリフェノールの一種であるアントシアニンでした。
アントシアニンは目の疲れに良いということで有名ですが、その成分が紫玉ねぎに含まれていたなんて驚きですね。
通常の玉ねぎでは摂取できない成分があるということで、紫玉ねぎも積極的に食べていきましょう。
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