わさびが必ず付いてくる、食べ物と言うと蕎麦や刺身です。
今では、蕎麦と刺身には当たり前のようについてくるわさびですが、なぜ付いてくるかの?なんて考えた事はありませんか?
蕎麦や刺身にわさびが付いてくる意味について調べてみました。
蕎麦を頼んだ時にわさびがついてくる理由はあるのか?
蕎麦屋でもりそばやざるそばを注文すると、薬味と一緒にわさびが添えられてきます。
ではなぜ、そばにわさびがついてくるのでしょう。
これに、諸説がいろいろあるようでどれが正しいのかは不明です。
- 蕎麦のそば湯の臭いがキツイから、その臭いを消すために使用している
- 大根おろしの汁で元元は食べられていたが、代用品として辛みがあり蕎麦に非常に合ったから
などなどいろいろあります。
この諸説からみると、わさびの消臭成分を利用していたり、わさびの辛みを利用していることになります。
他に考えられるとすれば、健康面で添えられているのでは?と言う考え方もあります。
蕎麦にはルチンが含まれており、血圧を下げ血管を強化する役割い期待できます。
そしてわさびには、血液を綺麗にし、血流を良くすると言う効果があるため、相乗効果が期待できると考えられています。
刺身にわさびがついてくる理由は?
蕎麦にわさびがついてくる理由は諸説いろいろある事がわかりましたが、刺身にわさびがついてくる理由は一体どう言う事なのでしょうか?
刺身にわさびがつく理由は蕎麦とは違ってある程度明確な理由があるようです。
- 抗菌作用
わさびには、細菌やカビの他に寄生虫の増殖を抑える効果がある事がわかっています。
江戸時代に寿司が流行った時にわさびを付ける事が始まりとされていますが、江戸時代の人々にはこのよな化学的根拠は到底考え付きませんから、身を持って経験した体験を元にわさびを刺身に付ける事で、食中毒を予防する事ができる事を知っていた事になります。
- 消臭効果とアクセント
刺身にわさびを使う理由としては、抗菌作用の他に消臭機能と味のアクセントになります。
鮮魚でも、そのまま食べると、生臭さを感じる事がありますが、その生臭さをわさびを付ける事で抑える事が出来ます。
また刺身はどうしても、淡白な味わいになってしまう為にわさびの香りとツーンとした刺激を与える事で、魚の淡白な味にアクセントを付ける事で美味しく食べることができるようになります。
江戸時代から流行ったとされる寿司や刺身ですが、当時の衛生状況を考えるとやはり生魚を食べる事はかなり危険な行為と考えてよかったのかもしれません。
わさびを付けることで身を守れる訳ですから、わさびの効果を知ってしたと言う事になります。
まとめ
蕎麦や刺身にわさびを付けるのはなぜ?について紹介してきました。
刺身や寿司に関しては知っていた方も多いかと思いますが、蕎麦にわさびの理由を知っていた方は少ないのではないでしょうか。
蕎麦屋によっては、わさびを付けるのは邪道と言う方もいますが、味の好みは千差万別ですから、押しつけたり、強要する事の方が邪道の様な気もしますね。
わさびの美味しさを知っていればその様な事は言わないのかもしれませんけどね。
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