梅は、梅干しや梅酒に加工されたものを買う方が多いと思いますが、ご自宅で梅を加工、料理する方も多いと思います。
この記事では、梅のアク抜き等について、調べたことをまとめてみました。
梅のアクについて
果物や野菜には、野菜のどくどくの渋みやえぐみを含んだアクというものがあります。
これは、植物が自分の実を外敵から守るためにもっているものだと言われているなど諸説ありますが、料理をする際には「アクを抜く」のが一般的です。
梅にももちろんアクは含まれていると言われています。
梅がどれくらい熟しているかによっても、そのアクの量は違ってきます。
梅は青く若いものほどアクが多く含まれていて酸味も強いと言われています。
一般的に梅のアク抜きは、数時間水につけることで行います。
また、完熟した梅にはえぐみが少なく、アク抜きする必要がないとも言われています。
好みに応じて、アクを抜くかどうか判断しましょう。
梅の果肉の成分について
梅の果肉に含まれる成分で代表的なのはクエン酸と言われています。
クエン酸とは、「酸」という名前が付いている通り、梅の酸味を作っている成分のひとつです。
このクエン酸は疲労回復の効果に期待できます。
クエン酸には人間の体内でエネルギー効率をよくする助けをしてくれると言われているので、その結果疲労が回復するというわけですね。
梅のアク抜きをしすぎるとこのクエン酸が水の中に流れ出て失われてしまう恐れがありますので、完熟した梅をあえてアク抜きする必要はないと言われています。
また、アクを抜いても良いとされている青梅も、梅酒を作る場合は特にアク抜きをする必要はないと言われているので、梅は根菜などと違って、必ずしもアク抜きを推奨されているものではないのかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
今回は梅のアクについて調べたことをまとめました。
梅は酸っぱさや渋みも味の特徴のひとつですので、あえてアク抜きをする必要はないのかもしれませんね。
うまみやクエン酸まで水に流れてしまわないよう、気を付けるとよいでしょう。
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